オススメのスニーカー「ジャーマントレーナー」を徹底解説！

今回はファッション初心者に是非履いて欲しいスニーカー「ジャーマントレーナー」を紹介します。

僕のブランド「Re:」でジャーマントレーナーは今まで1000足販売してきた人気シューズであり再入荷リクエスト数でも最多を誇るアイテムですが、今回の再販がいよいよラスト。工賃の上昇と、素材の入手が困難となり今回限りです。

このシューズ、毎朝ついつい履いてしまうほどの使いやすさ合わせやすさで間違いなくヘビロテできるので、コーディネートの失敗がなくなり毎日朝から気分良く過ごせるようになります。

コーディネートを考える時って靴が最後になりがちじゃないですか？何故かというと洋服と違って靴は玄関に置いてあるので出かけるそのタイミングで選ぶ人が多いと思います。でもそのコーディネートの最後のピースであるシューズでしくじってしまうとコーディネートが台無しに。僕もそんな経験がたくさんあるんですが、このジャーマントレーナーはとにかく合わせやすいのでそういった失敗を防いでくれます。

ジャーマントレーナーとは

それでは早速ジャーマントレーナー紹介していきます。

ジャーマントレーナーはご存じのようにミリタリーが原型です。新たな解釈によってデザインされることはあっても決して古びることのないデザインソースと言っていいでしょう。

ジャーマントレーナーってハイブランドで作られることも多いスニーカーで服好きだと多くの方が知っているものですが、一般的にはそこまで知られていないスニーカーです。なのでシンプルで合わせやすい定番でありながら、人と被らないのもポイント。

Re:のジャーマントレーナーにおいての「新解釈」は、まずホワイトジャーマンにおいては、従来のジャーマントレーナーをさらに細く薄くつくりました。装飾を削ぎ落し、ミリタリーシューズの剛健なイメージをよりシャープに、機能美以上の美しさを表現しています。ガムソールではなくホワイトソールにしたことでよりスマートな印象に。

一方、「エナメルブラック」は単なるブラックではありません。ホワイトと同様のシルエットに加えてトゥとシューレースホールのパーツをエナメル調に切り替え、黒でありながら装飾性を表現しました。靴紐は黒と白の２種を同梱します。装飾性を求めるのであれば、もちろん白紐です。よりドレスライクにしたいのであれば黒紐でしょう。

なぜなら色数が増えるとアイテムを構成する要素が増えるので、装飾性も自ずと増えていくからです。見た目的にも、白紐の場合は黒紐よりも目立っていますし、黒紐の場合は全体が同色でよりすっきりとした印象になっていますよね。

ちなみに、靴紐を外してもはけるように、タンの脇にゴムを取り付けることで脱げない仕様になっています。こちらは、ホワイトジャーマン同様で大変好評をいただいた仕様を踏襲しています。

数年前まであったノームコアというシンプルなファッションを良しとするトレンドから少しずつ地味ではない華やかな装飾性を求めるトレンドへと移り変わってきています。といっても一気に派手になるわけではないので、今回のジャーマントレーナーのように白のスニーカーだけど薄いグレーの切り替えが入っていたり、黒のスニーカーだけどエナメルの切り替えがあったりと僅かながらのデザイン性を入れてバランスを取っています。

素材は本革ではなくあえて合皮をチョイス。その見た目と手触りは本革と遜色なく、驚くほどのコスト削減を可能にしました。実際に最初ジャーマントレーナーを作った時は合皮だけでなく本革でも作ったんですが、両方並べた結果違いが分からなかったほどです。

本革と違い合革は足に馴染んだり素材に風合いが出たりなど経年変化がありませんが、その分イージーケアで特にお手入れがないくても問題なく、雨の日などでも気にせずにガンガン着用できます。

ただ、素材の寿命があるので本革と比較すると長くは持たないというデメリットがあり、お手入れ次第で本革の方が長く愛用できます。本革だと伸びるので足馴染みも良く履き心地も違ってきますね。合皮のが優れている、本革のが優れいていると一概には言えるものではなくどちらも一長一短あるものですが、今回発売するジャーマントレーナーはコスパ良くシルエットデザインはもちろんのこと素材感も本革に見劣りしないことは間違いありません。

ちなみに今後本革でジャーマントレーナーを作成しようかと思っています。どうしても価格が高くなってしまうので違うブランドになってしまうかもしれませんが。