腕時計界のユニクロ!コスパ抜群ブランド「FHB」を紹介!IWC、ジャガールクルト、Sinnとも比較!

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今回紹介するのはコスパ最強の腕時計ブランド、FHB。
決して高くはないのですが、どこに行くにも恥ずかしくない、大人が持つに相応しい腕時計ブランドです。
その中でもおすすめのモデルを徹底的に紹介していきます。

腕時計って、欲しいのですが高額なので、ついつい後回しにしがちではありませんか?

腕時計が重要なのはわかるけど、どうせならいいものが欲しいですし、貯金してから…なんて考えていると、どんどん時間がたっていき、結局何も買えていない。そんな人も多いでしょう。

今回紹介する時計は、さながら高級時計のような見た目ながら、価格は3万円台と決して高額ではないので、コストパフォーマンス抜群の腕時計です。
なので、そんなに高額じゃない値段で良いものを探している人にピッタリです。

僕は比較的安めの腕時計だったり、今回紹介するコスパ抜群の腕時計だったり、機械式時計の入門におすすめの腕時計だったりと、腕時計をいくつか持っているので、比較しながら見ていきたいと思います。

今回のテーマは以下の通りです。

まず1つ目のテーマは、腕時計の重要性について。
色んな人が「腕時計って大切だよ」と伝えているのですが、どうして腕時計が大切なのかを、もう一度あらためておさらいします。

2つ目のテーマは、機械式時計と電池式のクオーツ時計の違いについて。
「機械式」や「電池式」という言葉を聞いたことがありますか? ここではそれぞれのメリットデメリットなどを解説していきます。

そして3つ目のテーマ、こちらが今回のメインテーマ。 FHBを紹介していきます。
FHBについて語るには、機械式時計と電池式時計について理解しておく必要があるので、1つ目と2つ目のテーマを読み飛ばさずに読んで欲しいです。

腕時計の重要性

では1つ目のテーマ、腕時計の重要性についてです。
皆さんは普段、腕時計をしていますか? 
腕時計に限らずですが、洋服をたくさん買う人であっても、腕時計だったりバッグだったり靴だったりの小物に投資している人は少ないです。

ですが、本当に投資すべきなのは洋服ではなく小物なのです。
小物って、洋服よりも使用頻度が高いものですし、トレンドにも左右されませんし、おまけに目立つ部分でもあるので、小物こそお金をかけるべきポイントです。

ロールアップの記事でも説明したのですが、「3首」と呼ばれる首、手首、足首には人の視線が集中するもの。なので、ここで手を抜くのは良くありません。

特に腕時計は、一度買ってさえしまえば、毎日身につけることができます。機械式時計であれば、メンテナンスさえしっかりしておけば、子供に受け継ぐことすら可能です。

何より、ファッション面において腕時計の素晴らしいポイントなのは、男性が身に着けてもなんら問題のない装飾性のあるアイテムだということに尽きます。

ブレスレットやバングルなどのアクセサリーだと、つけることに抵抗がある、なんていう人も少なからずいるでしょう。

でも腕時計をつけることに抵抗があるという人はほとんどいないはず。それはなぜかと言うと、「時間を見る」という機能的な役割が備わっているからです。

洋服でもそうなのですが、機能的な役割のないデザインを入れてしまうと、途端に嘘くさく、わざとらしく見えてしまいがちです。

例えば、袖や裾を折り返すとチェック柄が出てくるシャツやパンツを売っていると思うのですが、あのように何の意味もないデザインを入れてしまうと、工夫してなんとかコーディネートを成立させる必要が出てきてしまうのですが、腕時計みたいに機能的な役割があるものであれば、そういった工夫もなく、自然と馴染んでくれるものです。

「ノームコア」というシンプルなファッションでも、装飾性のある華やかなファッションであっても、いつの時代でも常に使うことができる絶対的なアイテムが腕時計です。

なので腕時計は必ず身につけてほしいアイテム。
別に、10万円、20万円、50万円、100万円と、めちゃくちゃ高い腕時計を身に着ける必要はなくて、比較的安くてもいいものは結構あるので、今回紹介する腕時計ではなくてもいいので、何かしらの腕時計を購入して、毎日身につけてください。

機械式とクオーツ式の違い

電池式時計のメリットとデメリット

腕時計には機械式と電池式の2種類があります。
そこで2つ目のテーマは、機械式時計と電池式時計のそれぞれメリットとデメリットをお伝えしていきます。

電池式、「クオーツ」と呼ばれるのですが、クオーツの時計はその名の通り、電池で動いています。一方で、ゼンマイで動いているのが機械式時計です。

ではまず、電池式時計のメリットとデメリットから。電池式時計のメリットは、大きく分けて2つあります。
1つは正確であること。電池式の方が、時間が正確に表示されています。
そしてもう1つの大きなメリットは、何と言っても値段が安いこと。

電池式は電機なので、時間は正確ですし、大量生産することができるので、機械式時計と比べるとかなり安いです。

逆にデメリットは、機械式時計のようなステータスだったり資産価値だったりリセールバリューだったりはありません。

あとは身につけた時の高揚感も、機械式時計に比べると、ちょっと劣ってしまいます。

機械式時計のメリットとデメリット

では逆に、機械式時計のメリットとは何なのかと言うと、メンテナンスさえすればかなり長く愛用することができます。
どれぐらい長くかと言うと、子供に受け継ぐことすら可能です。

あとは資産価値が比較的高くて、リセールバリューも高いです。リセールバリューとは再販価値のことを言います。
そのリセールバリューが高いと何が良いか、一例を挙げます。
中古でロレックスを買ってきてそれをまた売るとします。そうすると、実質無料どころかもしかすると値段が上がって少しだけ儲かる、そんなこともあるぐらいです。

新品のロレックスを買ってきて売ると、もちろん値段が下がってしまうことが多いのですが、新品ではなく中古でロレックスを手に入れてまたそれを売ると、値段が全然変わらなかったり、逆に上がったりする可能性もあります。

なので、お金をかけずに機械式時計を手に入れる、なんてこともできます。

あとは機械式時計って単純に見た目もいいですし、何より身につけているだけで高揚感があります。

高揚感とはいわゆる自己満足です。
「自己満足」と聞くとちょっとネガティブな感じがするのですが、意外と自分を満足させることって、非常に人生において重要なことです。

特に大きな努力もしないで、身につけるだけで気分を高揚させることができるのはすごいことではないでしょうか。

ハイブランドの洋服などで、自分で気に入ったものを貯金して買ったりしても同じような効果が得られるのですが、例えばそれがハイブランドではなくてユニクロだと、なかなか高揚感を得るのは難しいと思います。

もちろんコーディネートを完璧にして、自分の好きなコーディネートを作ることで高揚感を得ることもできるのですが、そのアイテムを身につけただけでテンションが上がったり幸せな気分になったりするのは、ユニクロなどのファストファッションではなかなか成し得ないかなと思います。

なので、機械式時計は身につけるだけでテンションを上げることができるので、そういった面が機械式時計の大きなメリットのひとつだなと感じています。

逆に機械式時計のデメリットについて。

細かいことを言うといくつかあるのですが、何よりも「高い」ということです。
機械式時計と言っても色んなものがあるのですが、基本的にはだいたい高いです。とても気軽に買えるような値段ではありませんし、それだけの金額を出して買う価値があるのかと問われたら、それはもう完全に人それぞれです。

例えば20万円、30万円を出して機械式時計を買うのはバカだな、と思う人ももちろんいるでしょうし、逆に貯金して20万円の腕時計を買ったけどずっとこれから長年愛用するからむしろコスパがいい、と思う人もいます。

そんなわけで、機械式時計と電池式時計(クオーツ)、どちらが良いということはなく、「機械式がいい」という人もいれば、「電池式がいい」という人もいるでしょう。

ここまで機械式時計と電池式時計について説明してきたのは、FHBについて語るには、それぞれの特徴を理解してもらう必要があったからです。

FHB紹介

FHBというブランドについて

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ということで、今回のメインテーマである3つ目のテーマ。FHBという時計の901シリーズを紹介していきます。
まずFHBというブランドについてお伝えします。
昔、腕時計にクオーツはなくて、全部機械式時計だったのです。機械式時計とは、つまりゼンマイ式のもので、毎日手で巻いて使うものでした。

ただそれから、日本のSEIKOという会社がクオーツの小型化に成功させたのです。
先ほどもお伝えした通り、クオーツという電池式になっていて、圧倒的に時間が正確で価格も安い。この2つのメリットがすごく強いので、多くの機械式時計メーカーが潰れてしまった、というのが「クオーツショック」です。

なぜこのエピソードを紹介したかと言うと、FHBというブランドは、見た目、この外側部分は機械式時計なのですが、中身はクオーツ。そんなブランドなのです。

なので、「高級時計みたいな見た目の腕時計が欲しいんだけど、さすがに高くて買えないよ」という人にうってつけのブランドになります。

今回紹介するFHBの時計は、「F 901」というシリーズなのですが、見ての通り、比較的小さめの時計になっていて、クラシカルな雰囲気の時計です。

デジタル感は見ての通り、ありませんよね。「F901」はこのアラビア数字のモデル以外にローマ数字のものもあって、色違いも合わせると合計で6種類展開されています。

6種類全ておすすめなので、このF901が欲しい、そんな人はぜひ公式ホームページなどを見て、パッと見の好みでその6種類の中から1種類を選ぶのがおすすめです。

ちなみにこの黒文字盤のタイプは、暗いところだと何も見えなくなります。そういった機能性を求める人には、この黒文字盤ではないものをおすすめします。

僕は腕時計にそこまで機能性を求めるタイプではないので、ここの黒文字盤のモデルのものでも特に困ったことはありません。

この時計はスクエアケースの四辺を膨らませた、懐中時計を思わせるようなシリーズになっています。

デザイン

まずデザイン面から見ていくのですが、まず真ん中の上部にブランドの刻印があります。「FHB」と刻印されているのがわかりますね。

基本的にどの腕時計にもこういったブランドの刻印はあるものです。

例えばこれはSINN(ジン)というブランドの時計なのですが、ブランドネームの「SINN」の刻印が、「12」の下部にあります。

こちらはIWCという腕時計で、ブランドネームが中心のやや下あたりにあります。

そしてこちらジャガールクルトというブランドの腕時計で、こちらも「12」の下部にブランドネームが入っています。

話をFHBの「F 901」に戻すのですが、「レールウェイ目盛り」という目盛りになっています。

レールウェイとは線路のことを表しています。二重の目盛りが、1から12の数字の外周をぐるりと囲み、線路のように見えるような目盛りになっています。これは視認性が高まるような効果があります。

ちなみにIWCもFHBと同じくレールウェイ目盛りになっています。

またFHBに話を戻すのですが、針はリーフ針というものを使用しています。この針の部分は時計によって種類がたくさんあって、FHBはリーフ針というものを使用しています。

ちなみに、IWCもFHBと同じくリーフ針になっています。「リーフ」というだけあって、葉っぱのような形の針です。

リーフ針は細身で優雅な印象を与えてくれるので、ドレスウォッチに使われることが多いです。

そしてジャガールクルトの針はドルフィン針になっていて、クラシカルな印象を与えてくれるものです。

そしてSINNの腕時計はペンシル針になっていて、これはミリタリーウォッチに多く使われる針です。

次にスモールセコンドという秒針について見ていきます。
このFHBは6時の位置にスモールセコンドがあるのですが、ここの数字もアラビア数字になっています。

ちなみにIWCにもスモールセコンドがついています。JINとジャガールクルトにはスモールセコンドがついていないです。

これまでで、ここのブランドネームやアラビア数字、レールウェイ目盛り、リーフ針、スモールセコンドを見てきました。
最後にすごく見えづらいのですが、この文字盤にはデザイナーのフェリックス・フーバー氏がデザインを考える際に、デザイン画の下に書かれたデザインコードを書いています。

このFHBは生産国が表面には書かれておらず、裏面に書かれています。「SWISS MADE」と書かれています。

今日比較で登場している腕時計は、ジャガールクルトは表面の下部に「SWISS MADE」と書かれていて、SINNも同じく表面の下部の部分に「Made in Germany」と書いてあります。

素材

デザインを全部見てきたのですが、次は素材を見ていきたいと思います。
まずガラスの部分。「風防」と言うのですが、FHBはミネラルガラスというものを使っています。

機械式時計だと、多くのものにはサファイアクリスタルというものが使われているのですが、FHBはミネラルガラスを使っています。

ミネラルガラスとサファイアクリスタルはどう違うかと言うと、耐久性が全然違います。
このミネラルガラスは結構傷がつきやすいのです。このFHBのF901もミネラルガラス。この腕時計も、写真だとちょっとわかりづらいですが、肉眼で見ると傷がかなりあります。

これを「味」と見るか「ダメージ」と見るかは人それぞれですが、個人的に腕時計の傷はそんなに好きじゃないので、傷がつかない方がいいなと思っているのが正直なところです。

これが洋服であれば、僕は古着屋をやっているので、「ダメージがあった方がちょっと味があっていいな」と思う性分なのですが、腕時計の場合は基本的なきれいに身につけたいなと思っています。

こちらの機械式時計は全てサファイアガラスになっていて、結構長期間使っているものもあるのですが、どれも傷がついていません。

サファイアクリスタルは、宝石のサファイアと少し違って人工のものなのですが、硬さに関して言えば、サファイアと同じ硬さを誇っていると言われています。

風防に続いて、縁の部分。ここはステンレススチールになっています。
今回紹介する時計は4本とも全部ステンレススチールなのですが、ステンレススチール中にも色々ランクがあったりするので、安い腕時計から高い時計まで幅広く使われているのがステンレススチールの特徴です。

次にベルト部分を見ていきます。
このベルト部分、本革なのですが、クロコの型押しになっています。
高級感はかなりあるのですが、少々耐久性に問題があって、2年間ぐらい毎日欠かさず使用していると、ボロボロの感じになります。

高級機械式腕時計のベルトと比べると、見た目の高級感はそれほど変わらないのですが、厚みが違うので耐久性にちょっと差が出ています。

ちなみにこの2つの腕時計、先ほどのFHBのクロコのベルトと似ていると思うのですが、これはクロコではなくアリゲーターベルトになっています。

そしてSINNの腕時計は見ての通り、ステンレススチールのベルトです。

シルエット

ここまでデザインと素材について見てきたので、最後にシルエットについて見ていきたいと思います。

僕は手首がかなり細い方なのですが、この「F901」は結構小ぶりのシルエットになっているので、僕みたいに腕が華奢な人にでも合うシルエットです。

着用するとこんな感じです。サイズは、ケースの幅は39mm、厚みは7mmです。

ちなみにIWCはかなり厚みのあるシルエットで、14.9mmの厚さなので、FHBの2倍の厚さがあります。

並べてみても、正面から見たシルエットでもIWCの方が結構大きめになっていて、横側から見ると厚みが全く違うのがよくわかるかと思います。

FHBの腕時計は、先ほどもお伝えしたように、見た目は機械式時計なのですが中身はクオーツなので、裏を見ても機械のゼンマイなどはありません。

機械式時計で裏が透けているものだと、IWCの時計みたいに、ゼンマイの動きを見ることができます。

ジャガールクルトやSINNの腕時計も、ゼンマイの動きを見ることができます。

ちなみにIWCは、アニュアルカレンダーという複雑機構が搭載されているので、値段は高いのですが、1年間の日付を自動的に修正して表示してくれます。ただし、「アニュアル」という言葉が「年1回」を意味する通り、2月だけは自分で修正する必要があるのがアニュアルカレンダーです。

FHBまとめ

今日はFHBの「F901」について、良いところも悪いところも正直にお伝えしましたが、いかがでしたか。3万円台でこのレベルの腕時計が買えると相当すごいです。

今日比較で他に出した腕時計は結構高いものばかりなのですが、「FHBで全然いいじゃん」と思った人がほとんどなのではないかと思います。

もちろん、ガラスだったり、ベルトだったり、機械式じゃなかったりと、色々と違う点はあるのですが、3万円ぐらいでコストパフォーマンスのいい腕時計を探している人には、すごくおすすめの腕時計です。

お読みいただありがとうございました。

バイバイッ‼

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今回紹介した腕時計のブランドはこちら!

FHB F901

http://www.fhb-watch.com/collection/f901.html

SEIKO

https://www.seikowatches.com/jp-ja

IWC

https://www.iwc.com/ja/watches.html

ジャガールクルト

https://www.jaeger-lecoultre.com/jp/jp

SINN

https://sinn-japan.jp/

この記事を監修した人

プロフィール

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