今回は「洋服で体型をカバーする方法」をお伝えします。太ってる、痩せているなどの体型がコンプレックスになってる人も多いかと思います。今回はそんな方のためにファッションで体型をカバーする方法を超具体的に解説。
体型を隠すわけですから体型が出ない洋服、すなわち「タイトな洋服ではなくゆるめのオーバーサイズのシルエットで洋服を着用すること」が大切です。
でもオーバーサイズの洋服を着用しても「なんかちょっと変だなしっくりこないな」そう思ったことはありませんか?
それもそのはず、ビッグシルエットやオーバーサイズの洋服を着用する際、意外と注意すべきポイントがたくさんあります。
僕は古着屋やセレクトショップ以外にもブランドをやっているので、毎シーズン洋服を作っているのですが、作るのはオーバーサイズの洋服ばかりです。
そんなオーバーサイズの洋服ばかりを作って着てを繰り返しているため、しっかりとビッグシルエット、オーバーサイズの攻略法解説していきます。
ちなみに普段はユニクロ GU のコスパ抜群の洋服を紹介しているので、きっと皆さんのファッションの勉強になると思います。
ビッグシルエット着こなしのコツを紹介!
結論から言うと
ビッグシルエットを攻略するには体型を綺麗に見せるテクニックを駆使する必要があります。
以下、3つの攻略ポイントがこちらになります。
- 1、袖と裾に注意
- 2、足を長く見せる
- 3、小顔に見せる
1つ目、袖と裾に注意。コーディネートにおける袖と裾の重要度って、皆さんが思っているより非常に大切です。この部分を疎かにしないで、しっかりと注意してみてください。
2つ目、足を長く見せましょう。ビッグシルエットを攻略するにあたり、体型をキレイに見せる必要があります。なるべく足を長く見せるようなテクニックを駆使することが重要です。
3つ目、小顔に見せましょう。顔を小さく見せることによってスタイルをキレイに見せることができるのでこの部分を意識してみてください。
スタイル良く見せるコーディネート術を紹介!
そもそもビッグシルエットってなんなの?
まず体型を綺麗に見せる攻略法の前に、ビッグシルエットって何なのというところから解説していきます。
ビッグシルエットはここ数年とてもトレンドのシルエット。もはやトレンドを超えて定番になりつつありますね。その名の通り大きいシルエットのことを言います。
ではなぜトレンドになったかって言うと、これまでずっと細身のシルエットが流行っていて、その細身のシルエットが流行り過ぎた結果反動で大きいシルエットへとトレンドが移り変わっていきました。
ビッグシルエットトレンドの利点は他にもあります。売る側も買う側も、実はメリットがあって、基本的にサイズが関係なくなるので売る側からするとサイズ展開を増やさずに作らなくて済みます。
買う側から見た場合、サイズ選びがシビアではないので、通販での失敗がとても減ります。そんなこともあって、最近では定番になりつつあります。
そして極めて優れている点が太っていても痩せていても体のラインがまったく出ないところ。
例えばスキニーパンツを着用したら足の形が丸わかりですよね。スキニーパンツというのは太もも部分から裾部分まで全部が細いシルエット。これをスキニーシルエットと言います。
こう言ったパンツを着用すると太っていれば足の形が丸わかりでムチムチしてしまいますし逆に足が細い人も足の細さがダイレクトに伝わります。
テーパードパンツを履きましょう
そこで1つ目の体型を綺麗に見せる攻略法、スキニーパンツではなく「テーパードパンツ」を履いたらどうでしょうか。
テーパードパンツとは、太もも部分は太いのですが、裾に向かって徐々に細くなっていくシルエット。裾幅は細いシルエットになります。
こういったパンツを着用すると、脚が例え太かったとしても細かったとしても形が全く出ないので体型がわからなくなります。でもそう言った太いものを着用したらそもそも太って見えてしまうんじゃないかと思う人もいると思います。
実はそんなことはなくて、裾は細くなっているんです。裾が細いだけで大丈夫なのかと思う方、比較をご覧ください。
同じ洋服を着用しているにも関わらず、全く印象が違うことがわかると思います。
先端(3首)に注意しましょう
なぜここまで袖と裾に注意するだけで印象が激変するのかと言うと袖や裾は視線が集まる場所だから。所謂3首と呼ばれる首、手首、足首、この3つには人の視線が集中し、色気を感じるものです。
例えばスーツスタイルを思い出してみてください。ネクタイを緩めるだけでどこか色気を感じませんか。シャツの第1ボタンを開けるか閉めるか、それだけでも印象が全然違います。
これと同じで、手首足首にあたる袖や裾の処理に気を使うだけでコーディネート全体の印象を格上げすることができます。
今回の場合、ビッグシルエットの大きい洋服を着用したとしても、袖と裾の処理をしっかりとしておけば全体が太い印象にはならないんです。
袖・裾のロールアップ、どうやって捲ればいいの?
しかし、どうやって袖を捲くればいいか。どうやって裾をロールアップすればいいかわからない方も多いでしょう。今回はそのあたりもしっかりと解説していきます。
まずは袖のまくり方から。袖のまくり方、数多くあるのですが、今回は一番簡単なオーソドックスな巻き方をお伝えします。
最初は綺麗に捲っていって、最後の一回だけは全部を綺麗に捲らずに半分だけまくってみてください。
こうすることでわざとらしくない、作為的な印象にならない自然なまくり方になります。カジュアルなシーンで袖をまくる際はぜひこのやり方取り入れてみてください。
パンツのロールアップはこうする
次にパンツの裾のまくり方ロールアップのやり方をお伝えします。袖同様、裾まくりにも様々な方法があるのですが、こちらももっともオーソドックスなレギュラーロールをお伝えします。
スタンダードに折り返していく際、ひとつだけ注意してほしい箇所があります。それは幅を長くしすぎないところです。
ロールアップの幅を短くすることによって、スッキリとした印象を与えることができます。パンツのシルエットが綺麗に長く見えるため、足を長く見せることができます。
先ほどの袖のまくり方でお伝えしたように、最後の一回ぐしゃっとさせてしまうと足元にボリュームが出てしまいます。
短足に見えてしまうので、ビッグシルエットにまだ慣れてないって人はロールアップの幅を短めにしてみてください。
ちなみに太めのロールアップ幅でやると、印象がかなり違います。
脚を長く見せましょう
次に2つ目の体型を綺麗に見せる攻略法。脚を長く見せましょう。これは腰位置を誤魔化してして足のスタート位置を実際よりも高く見せたり、パンツと靴の色を揃えることで攻略できます。
ビッグシルエットのトップスを着用すると、自然と腰位置を誤魔化すことができるので、その点は自然とクリアすることができます。
人間は見えないものは理想を想像する生き物です。例えばマスクをしている男性をカッコよく、女性は可愛く見えやすいですよね。
後は靴とパンツの色を同色にして足を長く見せてみましょう。
これは本当に簡単で、できればその色は黒にしてみてください。なぜ黒を選ぶのかと言うと黒は収縮と言われていて、体型そのものは細く見せることができます。
例え同じ長さのものであっても細い方がより長く見えるものなのです。加えて、パンツと靴の色が揃っていると境界線が曖昧になって繋がって見えるため、足がかなり長く見えます。
想像だと意外と大したことないと思う方が多いかもしれませんが、実際に見てみるとその違いは一目瞭然。
ちなみに黒の靴と黒のパンツはどれを買えばいいかと言うと、ユニクロと GU で問題ありません。別の記事で詳しく解説しているので、是非ご覧ください。
小顔に見せましょう
次に体型を綺麗に見せる攻略法3つ目のポイント。小顔に見せましょう。これも大したことないように思う人が非常に多いのですが、非常に大切なポイント。
実は小顔に見えることは「身長を高くする」とか「足を長く見せる」よりも圧倒的にスタイルを良く見せることができます。
八頭身などという言葉があるように、等身を高く見せることが最もスタイルをよく見せることに直結します。考えてみてください。身長1㎝高く見せるよりも、顔を1㎝小さく見せた方が頭身は高くなりますよね。
この通り小顔に見せることは本当に重要です。ではどうすれば小顔に見せることができるのか。「顔周りに何かがあるアイテム」を着用してみてください。
例えば春ならパーカー、夏にはシャツ、秋はハイネックのニット、冬ではマフラー、などです。こんな簡単なことではありますが、印象が全然違うのでぜひぜひ取り入れてみてください。
このように、ビッグシルエットの攻略法をいろいろ解説してきましたが、これを簡単にまとめると
- 1つ目は、袖と裾に注意してきっちりとまくりましょう。
- 2つ目、黒のテーパードパンツと黒のシューズを着用して足を長く見せましょう。
- 3つ目、顔周りに印象がある洋服を着て小顔に見せましょう。
テクニックを駆使してチャレンジしてみましょう
こういったテクニックを駆使し、ビッグシルエットを取り入れることによって体型の悩みも一緒に解決することができます。
おまけに今トレンドのシルエットでもありますし、これからトレンドだけではなく定番へと移り変わっていくでしょう。
ぜひこのタイミングでしっかりと覚えてみてください。ビッグシルエットに慣れてきたら、敢えて上下ダルダルにする着こなしにもチャレンジしてみて欲しいです。
例えば今回お伝えした三つのポイントを使わなかったとしても、上下ゆるいシルエットでコーディネート成立させる方法もあります。
色々とトライしてみてください。
今回は以上です。
バイバイっ!!