ユニクロやGUのリュックを8点比較!容量が大きい・安いメンズのバックパックはどっち?無印やギャルソンのおすすめも紹介!

今回は8個のリュックの特徴をそれぞれ比較していきたいと思います。
この記事は、どんなリュックを買えばいいか悩んでいる人や、コスパのいいリュックが知りたい人、リュックそれぞれにどんな違いがあるのか知りたい人、リュックの着こなしが知りたい人に向けた内容になっています。

リュックってどれもこれも似たようなものが多いので、一見違いがわかりづらいかと思います。しかしこの記事を読めば、それぞれのリュックの違いが一目瞭然でわかるようになるので、ぜひ読んでみてください。

今回の記事を動画でチェックしてみたい方は、こちらの動画をご覧ください。文字や写真では伝わりきらないリュックの大きさや素材感、デザインやシルエットなどが伝わるかと思います。

コンテンツ

はじめに

今回のテーマはこちら。

まずはリュックの選び方です。
ファッションにあまり詳しくない人に向けて、ざっくりとしたリュックの選び方の方向性について解説します。

次に各ブランドのリュック比較。
リュックと言っても、デザインやシルエット、素材に機能性など色々な違いがあるので、そのあたりを解説していきます.

続いてリュックの着こなしです。
リュックを着こなす際に気をつけるべき点について説明しています。

次に使い方別の、おすすめリュックの紹介です。
例えばパソコンを持ち歩きたい人にはこれ、安いものだったらこれ、白だったらこれ、という具合に、いろんなリュックの、様々な状況に応じてのおすすめを紹介します。

先に結論からお伝えすると、安い価格帯での総合力ならユニクロがおすすめです。

白のリュックが欲しいという人は無印良品がおすすめ。
ちょっと変わったリュックが欲しい人にはラフシモンズ×イーストパックのコラボや、コートエシエルがおすすめ。
大きめのリュックを欲しい人にはコムデギャルソンがおすすめです。

初心者のリュックの選び方

リュックとデイパックとバックパックの違いとは?

では、最初のテーマである「初心者のリュックの選び方」から始めましょう。
まず「リュック」と「デイパック」と「バックパック」の違いを説明していきたいと思います。

リュック=バックパック:大型のもの

リュックっていうと、この3通りの呼び方を目にすることがあると思うのですが、実はリュックとバックパックは意味としては一緒で、ドイツ語と英語の違いと言うだけです。

デイパック:小型のもの

ただ、デイパックは「デイ」と書いてある通り、“デイユース”で、1日用のバックパックという意味になって、ちょっと小型のバッグのことを指します。
なので、「リュック」や「バックパック」と書いてあればちょっと大型を想像して、「デイパック」と書いてあれば小型のものを想像すると問題ないです。

実際は、定義はないので曖昧に呼ばれている

ただ、このあたりの名前の定義は、アパレル業界でも結構曖昧で、適当に使っているのが実情です。小型のデイパックであってもリュックと呼ぶことはかなり多くあります。

ファッション初心者は小型を選ぼう

そして、初心者の方に選んで欲しいリュックは「デイパック」、つまり小型のものです。

その理由は、リュックとはそもそも基本的にはカジュアルなもので、コーディネートの「ハズし」として使うものだからです。
例えば普段着で、ロングコートを着て、ニットを着て、シャツを着て、スラックスを履いて、革靴まで履いて、となると、キメキメになりすぎてしまいますよね。
そういう時に、カジュアルダウンするためにハズシのアイテムが役に立ってくるのです。その1つがデイパック。いわゆるリュックです。

そんなハズシのアイテムについて、小さい方がおすすめな理由は、基本的に日本人はデニムやパーカーを用いるような、かなりカジュアルな服装をするので、そもそもハズす必要がないのです。

ハズすと言うよりは、特に初心者の方はハズし過ぎにならないように気をつけることのほうが重要なのです。

そんなわけで、大きいリュックやバックパックではなく、まずは小型のデイパックを買うことをおすすめします。

色、デザイン、シルエットを選ぶポイント

まず色はモノトーンを選ぶこと。モノトーンとは、黒や白など、ファッションにおける基本的な色のことです。モノトーンがおすすめの理由は、小型のデイパックを選んだ理由と同じです。

モノトーンは派手な色に比べて大人っぽい印象を与えてくれるものなので、基本的にカジュアルな服装になりがちな日本人は、モノトーンの、つまり色の落ち着いたデイパックを買うのがおすすめです。

デザイン

あとはこれも同じ理由になるのですが、色の切り替えやデザインの切り替えが少ない大人っぽいもの選んだ方が良いです。

たとえば、2020年3月に発売された「ユニクロ× JW アンダーソン」のコラボコレクションの中にもリュックがあるのですが、写真を見ればおわかりの通り、色の切り替えが激しくて、誰がどう見ても大人っぽくは見えないと思うのです。

初心者がこういったバックパックをコーディネートに採り入れるのは難しいです。そのため、色の切り替えやデザインの切り替えが少ない、大人っぽいものを選ぶのがおすすめです。

シルエット

後はシルエットが若干細身であること。
細過ぎなくてもいいのですが、丸っこくない、細めのシルエットのもの選ぶと大人っぽく見えるので、それもおすすめです。

まとめると、小型のデイパックを選び、色はモノトーンで、デザインや色の切り替えが少ないもの。その上、少し細身のものを意識すると、大人っぽくて、色んなコーディネートに合わせやすいバッグが手に入ります。

 

各ブランドのバッグ比較|ユニクロやGU、無印などメンズでおすすめのリュックは?

まずは、今回ご紹介する8つのリュックの比較表を紹介します。

比較項目 ユニクロ「バックパック」 無印良品「撥水リュックサック」 GU「バックパック」 アタッチメント×コートエシエル「バックパック」 無印良品「撥水ミニリュックサック」 コムデギャルソン「バックパック」 イーストパック×ラフシモンズ「バックパック」 無印良品「撥水コットンリュックサック」
デザイン シンプルで使いやすい ミニマルでシンプル ジップの先端に紐あり、ショルダー部分が若干チープ 他のバックパックとは全然違うデザイン 小型で流行のデザイン マチが大きく垂れるような印象的なデザイン フロントポケットが斜めでデザイン化されている 白という色が珍しくジップもきちんと隠されている
シルエット やや細身 やや細身 ぼてっとして丸みを帯びている 細すぎず立体的 小さくてコンパクト 遠くから見ると通常のシルエット とても綺麗なシルエット とても綺麗なシルエット
素材 ナイロンで微光沢、高級感がある ポリエステルでテカテカしている ポリエステルで高級感はない ナイロンで素材良し ポリエステルでテカテカしている ナイロン、素材感は普通 全面の上部がプリーツ素材 コットンで素材感良し
機能性 サイドポケット、背中部分がメッシュ、フロントポケットに仕切りなど機能性抜群 肩が疲れないように厚みがあり固い(特許取得済み)、PCホルダー搭載 サイドファスナー、フロントポケット、PCホルダーなど PC以外にも色々入れられるほど収容量が大きい ミニリュックなので物がたくさん入らず機能性はイマイチ PCホルダーやフロントポケットがあるくらいで普通 ショルダーの真ん中が暑くしっかりした作り ジップが多少開けにくいがそこまで問題なし
価格 2,990円 2,990円 1,990円 39,900円 1,990円 19,000円 32,000円 3,990円
おすすめな人 低価格帯でクオリティの高いバッグが欲しい (これを買うならユニクロがおすすめ) (これを買うならユニクロがおすすめ) シンプルだがひねりのあるバックが欲しい ミニリュックが欲しい 大きめでユニクロ以外のバッグが欲しい シンプルだがひねりのあるバックが欲しい 白のバッグが欲しい

見ていただいてわかるように、リュックごとにおすすめの人の特徴が異なります。

ただし、万人におすすめできるのはユニクロのリュックです。

以下では、ユニクロのリュックのどこが優れているのか、他のリュックのおすすめポイントなども併せて見ていきましょう!

ユニクロ「バックパック」

https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/423482?color=09

まずはユニクロのバックパックから紹介します。

2990円でナイロン100%。ユニクロのバックパックは、昔はそんなに良くなかったのですが、今はかなりクオリティが高くて、非常におすすめできるバックパックになっています。大体これぐらいのサイズなら「デイパック」と思って大丈夫です。

まず素材。ナイロンで全然テカテカしておらず、微光沢で高級感のある素材です。
しかもがっしりしている素材感なのでヘタれることもないですし、非常に文句の無い素材感。
シルエットもやや細身で使いやすいもので、デザインも余計な切り替えもないので、シンプルな使いやすいデイパックになっており、非常に満足度の高い出来になっています。

何と言ってもすごいのは、機能性。さすがユニクロは「LifeWear」をコンセプトに掲げているだけあります。

収納ポケットが多いユニクロのリュック

まず、サイドにポケットがあります。ここにポケットがある利点は、ペットボトルを入れたり、電車で通勤・通学時に背負いながらパスケースをスムーズに出し入れしたりできるので、非常に便利です。
また、背中部分が蒸れないようにメッシュになっていたり、クッションが入っていたりしている点も機能的です。
その上、フロントのポケット部分の中にも仕切りがあります。
デイパックの中も、PCホルダーも付いていますし、逆側にも収納スペースがあります。

ちなみにこういう「デイパック」「バックパック」で、左右にポケットが付いている場合、使うのは機能面では非常に便利なんですけど、実際にここにペットボトルとか入れてしまうと形がちょっとブカっとして野暮ったくなってしまうので、オシャレの観点からは、あまりかさばるものを入れない方がおすすめです。

このユニクロのバックパック、本当におすすめです。
これが2990円で買えるってすごいなって思います。

ただ、ちょっとだけ、本当に少しだけ気になるところがあるとすれば、ジップの部分です。
そんなに安っぽくは見えないのですが、決して高級感のあるものではないので、ここが少し目立ってしまっているかなという感じです。

例えば、次に紹介する無印良品のバックパックの場合、ユニクロと同じく、ジップ自体は決して高級感があるわけではないのですが、その代わりに“見えなくする”という工夫がされています。

ジップがパッと見で見えないという工夫について「ユニクロのバックパックもこうした方が良いのでは」って思うかもしれないのですが、ユニクロもそうしない理由があります。

何故かと言うと、無印良品のバックパックのようにジップが見えないようにしてない方が、開きやすいんですよね。開け閉めがしやすい。

ユニクロの商品は年々見た目もどんどん良くなっていますが、どこまでいってもユニクロのアイテムは機能性の方が優先度が高いので、おそらくこういう仕様にしているのだと思います。

無印良品「撥水リュックサック」

https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182716146

次は無印良品の「撥水リュックサック」。

ポリエステル100%で2990円です。ユニクロのリュックの素材はナイロンでしたが、こちらはポリエステル。ユニクロのナイロンのものに比べると結構テカテカしていて、化学繊維感が強めで、かつ少し柔らかい素材です。シルエットはちょっとだけ細めのシルエットになっていて、デイパックとしてかなりきれいな形になっています。

デザインもかなりシンプルな作りになっていて、どこを見ても黒一色ですし、デザインもとてもシンプルなデイパックです。
上述の「ジップが隠れる」という点も、ジップというパーツが見えなくなるので、よりミニマルに、よりシンプルに見える、そういう作りになっています。

ファスナーを隠すフラップ

例えばこのジップが見えない、こうやってデザインを「ミニマル」で「シンプルにしている」ところをバッグじゃなくて洋服で例えると、ボタンが見えない比翼の仕様になっているようなものなのです。ボタンが見えるよりも見えない方がよりシンプルに見えますよね。

また、ポケットがあるシャツよりもポケットがないシャツ、ポケットのデザインを省略しているシャツの方が、よりシンプルになります。

見た目に関して言うと、無印良品はそのようにすごくシンプルな作りで、素材は少し化学繊維感が強いポリエステルで、少し柔らかめになっており、ちょっと細身でかなりきれいなシルエットになっている、そんなデイパックです。

光沢のある素材感

このバッグの機能性については、肩の部分が一番の注目ポイントになります。
ショルダーパットについて、無印良品な特許を取っています。何が普通のものと違うかと言うと、外側部分がかなり厚みのあるものになっています。

触ればわかるのですが、内側よりも外側の方がより厚みがあり、固くなっています。どうしてこのような仕様にしているかというと、リュックは背負うと基本的に内側部分に重みがかかってきて肩が疲れてしまうものなのですが、外側に厚みをつけることによって、肩の内側に集中していた重さが、外側にも分散されるような仕組みになっているのです。

あとは普通に機能性が結構あり、先ほど説明したユニクロのものと一緒で、脇にサイドファスナー付きのポケットがあり、パスケースが簡単に出し入れしやすくなっています。また、バッグの内部にはPC ホルダーがあります。

先にユニクロのバッグの機能性がすごいとお伝えしましたが、無印良品のバッグに何が「無い」かと言うと、背中の部分の蒸れ防止のメッシュや、フロント部分のポケットの中の仕切りといったものです。

そんなわけで、総合するとユニクロのバッグとどっちが上とも言いがたいのですが、ギリギリでユニクロの方がおすすめです。
シルエットは似たようなシルエットでだいたい同じです。デザインは無印良品のジップを隠してあるところが良いのですが、素材と機能性はユニクロの方が上かなと思います。

ただ、無印良品については、実はこれ以外にもリュックを出しているので、後述します。

GU「バックパック」

https://www.uniqlo.com/jp/gu/item/320703-31-999-000?gclid=Cj0KCQjws_r0BRCwARIsAMxfDRhqPhivqpRyt2Rk3ScL6B94cQc_PqMu1lJLHLV4sy_PywWyMoShPfsaAlOoEALw_wcB

続いてGU のバックパックについてです。
1990円でポリエステル100%です。シルエットは上述したユニクロや無印良品のものと比べると、ちょっとぽてっとしたまるみを帯びたシルエットになっています。
素材感も結構テカテカしていますし、ジップ部分もかなり主張が強く、そんなに高級感があるジップではないので、見た目の印象はさほど高級には見えません。

先ほど紹介した無印のリュックと比較してみると、GUの方がぼてっとしたシルエットであることがわかるかと思います。

GUのリュック
無印のリュック

このジップは「ビスロンファスナー」という、ちょっと説明難しいんですけど、カチカチしたかなり開け閉めがしやすいファスナーになっています。

ファスナーのストラップの装飾

次にこのバッグの機能性を見ていきます。
サイドファスナーがあったり、フロントにポケットがついていたり。中にはPCを 収納するホルダーがあり、それ以外に特に仕切りなどはありません

その他、このリュックの大きな違いが何かと言うと、ショルダーの付け根部分を丸カンで繋いでいるだけなのがGUの特徴です。他のブランドだとしっかり縫い合わせています。丸カンで繋いでいるだけだとちょっと頼りなく感じてしまいますし、若干チープな印象にもなります。

デザイン面で見ると、大きな違いはジップの先端についているひもです。こういったひもは2019年頃からすごく流行っていて、バレンシアガのスニーカーなどでもよく使われていましたが GU もこういったものを取り入れているあたり、ブランドのコンセプトが反映されているなと感じます。

GU はユニクロや無印良品と違って、結構トレンドはっきりと追いかけてくるブランドなので、こうしたディテールが採用されています。

GUというブランドのトレンドへの感度について少し説明すると、例えば GUではブロードのオーバーサイズのシャツも作っています。ユニクロや無印良品の通常ラインだと、オーバーサイズのシャツをなかなか作らないのですが、ビックシルエットのトレンドになってきているので、GUではそういった商品もバンバン作っていたりします。

GU のバッグは2990円とかなり安いのですが、バッグは使用頻度がかなり高いものなので、頑張ってあと1000円出してユニクロのバッグを買う方がいいのではないかと思います。

アタッチメント×コートエシエル「バックパック」

https://www.fashion-press.net/news/7518

続いて、コートエシエルのバックパックを紹介します。
こちらも「デイパック」の大きさではなく、完全に「バックパック」、つまり大きいリュックだと思って大丈夫です。

「コートシエルって何なの」っていう人も多いと思うんですけど、このブランドはガジェット系の収納バックパックで有名なブランドです。

コートエシエルのバッグは、スティーブ・ジョブズも愛用していたと言われており、最大の特徴は機能美にあります。機能美とは、デザイン上そうしているだけではなく、機能のことを考えて使いやすさを考えた結果、そういうデザインになるという、意味のあるデザインになるので嘘くささがなく、説得力があるものになりやすいです。

ファッションアイテムの「機能美」については、ミリタリーウェアを取り上げると、すごくわかりやすいです。

例えばこのシャツは比翼仕立てになっています。ボタンが見えないようなデザイン。
なんでこうなっているかと言うと、例えば軍隊がほふく前進する時を想像して欲しいんですが、その時にボタンが出ていたりジップだったりすると、ほふく前進する時に引っかかってしまいますよね。だからそうならないために比翼になっているのです。こういうところが「機能美」なのです。

そんな機能美あふれるこちらのコートエシエルのバックパックですが、今回紹介するのはコートエシエルと「アタッチメント」というブランドのコラボになります。
「アタッチメント」とは、日本のファッションブランドです。国内のファッションブランド中ではかなり有名な方で、「アタッチメント」だけではなく、別ラインで「カズユキクマガイ」だったりレディースの「エムエムアタッチメント」、今は「ファモン」という名前に変わったらしいですが、とても有名なブランドです。

最近だと「アタッチメント」はシンプルなまま、機能性あふれる洋服を作っていることが多く、今回紹介するバックパックはかなり昔のものにはなるのですが、今と通ずるものもあります。

このバックパックはナイロン100%で、お値段39,900円です。なんと、ユニクロやGU、無印良品のバッグの10倍以上の値段になります。

このバックパックは素材ももちろんいいんですが、どういう人が選ぶかと言うと、荷物の多い方だったり、普通のリュックやバックパックにちょっと飽きたなっていう人が結構持っています。

黒の無地1色ですごくシンプルではあるんですが、どう見てもユニクロや無印良品、他のブランドでもいいのですが、普通のバックパックとは全然違うデザイン。そのあたりに惹かれて購入する人が多いブランドです。

このバッグは一見、どこから開けてどう閉めればいいかわからないと思うのですが、サイドのジップから開けると、メインスペースにはガバッとかなりの容量が入ります。
そしてその中にももう1つ ジップがあって、そこを開けると小さいものなど入れられるぐらいのスペースがあったり、逆にこの背中部分にはPC が入れられたり。結構他にも色々入れられるぐらいのスペースがあります。
このように、かなり機能性あふれる点がコートエシエルの特徴です。

無印良品「撥水ミニリュックサック」

https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182016130

次はこちら、かなり変化球のアイテムを紹介します。無印良品のミニリュック。

ポリエステル100%で1990円です。このミニリュックはもう「何が入るんだ?」というくらいリュックとしては小さくて機能性の無いものなのですが、基本的な部分は先ほど紹介した無印良品のリュックと同じで、素材も同じですし、ジップが見えないようなデザインにしているところも同じ。

シルエットはもちろん、大きさが全然違うのですが、何故このミニリュック紹介したかと言うと、今どんどんバックがミニ化していて、ミニバッグ自体が流行っているのは、マスでも市場でも多くの人がもうわかっていると思います。

今は元々あるバッグのデザイン、例えばリュックがそのまま小さくなっている、そういったものが結構流行ってきています。

例えばトートバッグ。横型のトートバックって大きいですよね。それをそのまま小さくして、ショルダーにして販売しているブランドもありました。

ディオールもワンショルダーで小さいリュックにしているものを、2019年にやっていました。見た目は普通の大きいリュック。写真で見ると大きく思えたりするのですが、実物を見ると、結構小型になっている、というバッグが出ています。

最近そうしたミニ化の流れがすごくて、キャッシュレス等の流れでミニウォレットもどんどん流行っていますし、それに伴ってこうしたミニのバッグもどんどん出ています。
でもそういった最先端のことをするのは概ねハイブランドばかりなので、今回無印良品がミニのバッグを出しているのが珍しいので、今回紹介してみました。

かなりレベルが高いアイテムだと思うので、小型のバッグを探している人は是非これもチェックしてみてください。

機能性は、リュックとして考えたら全然ないのですが、流行っているミニバッグ、ミニのショルダーバック、ボディバッグなどと比べると、容量はかなりある方です。そういうミニバッグはペットボトルすら全然入らないものが多いのですが、このバッグであれば余裕で入ります。リュックだからマチがあるので、収納は普通のミニバッグに比べたら意外とあるのです。

コムデギャルソン「バックパック」

続いて、コムデギャルソンのバッグを紹介します。
19,000円の、ナイロン100%のバッグです。コムデギャルソンで19,000円のバッグとなると相当安いので、かなり人気のある商品で、アパレル関係者でも使っている人が非常に多いバッグです。
今まで紹介してきたユニクロや無印良品のバッグと比べると、かなり大きいサイズになっていて、このバッグは「ラージ」と「スモール」の2種類があるんですが、今回紹介するのはラージサイズの方です。

このリュックは素材がめちゃめちゃいいとかそういうわけではなく、シルエットもそこまで変わったものではないのですが、1番大きく違うのはトップの部分の「垂れる」ようなデザイン。
マチが結構長くなっていて、前に垂れるようになっているのです。フロントポケットも同じく、垂れるようになっています。

これまで紹介してきたバックパックは、トップ部分のマチ幅が狭いので全然垂れていません。
横から見ると違いが明らかにわかるのですが、コムデギャルソンのバッグの方が、3倍ぐらいあります。

これが背負った時に、すごくデザインとして利いてくるのです。フロントポケットのトップ部分もマチ幅も同様です。このデザインが見た目の印象に大きな差をつけているのです。

それ以外では、背面の上部やショルダーの付け根部分がレザーになっています。
同じ黒だからそんなに目立つ部分ではないんですが、こういった切り替えで普通のバッグとちょっと違う、普通に見えるけどなにかおしゃれだな、というところを表現してくれているのが、このバッグの特徴です。

中を開けても、特段変わったような機能性はないです。PCを入れるホルダーがあったり、フロント部分に普通にポケットが付いている、それぐらいです。

19,000円のリュック、普通に考えたら高いのですが、コムデギャルソンで19,000円と考えるとすごく安いと感じる人も多いと思うので、知らなかった人はチェックしてみてください。

イーストパック×ラフシモンズ「バックパック」

https://www.trefac.jp/store/3047000997067398/c675287/

次はイーストパックとラフシモンズのコラボのリュックです。
まずイーストパックから説明すると、結構知っている人がほとんどなんじゃないと思います。バッグの前面に「EASTPAK」と書いてあるロゴが付いているリュックをよく見かけると思うんですが、割とそんなに高くないバッグブランドで、シルエットがすごくきれいですし、機能性も申し分なく、カラーバリエーションも豊富で結構いろんな人に愛されているバッグブランドになります。

そしてラフシモンズは海外のハイブランドなんですが、今回紹介するのは、その2つのコラボレーションのバックパックです。
これは数年前に出たもので、最近のものだとフロント部分にポケットが2つついて、その片方が紫だったりとか、あとフロント部分にバッグが4つくっついてるものなどを発表しています。

このバッグは本当に普通の形なのですが、何がいいかと言うと、フロント部分のポケットの付け方がデザインになっている点です。斜めにつけられていて、見た目にも活かされている。こういったところがとても魅力的なのです。
また、前面の上部にプリーツがあって、ここでも素材感がより強調されているのも、良いポイントです。

さらに背中部分をよく見ていくと、ショルダーの真ん中部分がかなり厚めになっていて、しっかり作られていますし、バッグの中には PC ホルダーもついています。

僕は PC を持ち運ぶ時はこれを結構使っていて、もう1年以上このバッグを使っているんですが、特に何の不満もありません。
もし気になる方がいたら是非チェックしてみてください。かなりおすすめです。まだどこかで探せばあると思います。

ラフシモンズとのコラボって聞くと結構高く感じると思うのですが、さすがにイーストパックとのコラボというだけあって、32,000円で買えます。

ラフシモンズってそもそもめちゃめちゃ高いので、その点でこれは「絶対手の届かない金額」というほどの高さではないので、是非チェックしてみてください。

無印良品「撥水コットンリュックサック」

https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182716184

次は無印良品の撥水コットンリュックサックを紹介します。
コットン100%で3990円です。今まで紹介してきたユニクロ、無印良品、GUのバッグと比べるとお値段が高くはなっているのですが、この商品はクオリティが高いです。これは「無印良品2020春夏マストバイ」という動画でも紹介しているのですが、かなりしっかりとしたキャンバス地になっていて、素材感もいいですし、シルエットもとてもきれいですし、機能性も何の問題もありません。

ちなみに中はシンプルな作りになっています。PC を入れるところはあります。あと、サイドのファスナーをもありますし、前の部分はフロントのポケット。普通のリュックだと思えば大丈夫です。

そしてなんといっても、このショルダー部分は、上述したものと説明が重複しちゃうのでちょっと割愛しますが、特許を使用したショルダーなっており、肩に負担のかからない作りになっています。

このバッグだけなぜ黒じゃないかと言うと、この色はすごくおすすめで、白のリュックって市場探してもなかなかいいものがないのです。

しかしこの無印良品のコットンのリュックは、ジップを隠すデザインもいいですし、素材感もすごくいいですし、シルエットもとてもきれいで、機能性も特に問題がないので、非常におすすめできるクオリティの高い白のリュックになります。

このリュック、かなり張りのある生地感で固いので、中にものをいっぱい詰め込んでもリュックの形が崩れないで、このきれいなシルエットを保ってくれるのも、すごく魅力のポイントです。

このリュック、唯一難点を挙げるとすると、相当細かい話ですが、このジップを隠すトップのデザインでこのハリのある生地感だと、ジップが多少開けにくいのです。両手を使えば普通に開くのですが、片手では開けられないですね。
その代わりに、サイドの部分は片手で全然問題なく開けられるようになっているので、背負ったまま取り出したいものとかがある場合は、ここに入れるととても便利です。

リュックの着こなしのコツ

ということでいろいろなリュック紹介しましたが、次に簡単なリュックな着こなし方法を紹介します。

春・秋・冬:Yラインシルエットが作れるロングコートがおすすめ

リュックの着こなしのポイントとして、最初にも説明したのですが、リュックは「崩す」ためのアイテム、カジュアルダウンするためのアイテムなので、リュック以外のアイテムをある程度大人っぽい、ドレスライクな服装にする必要があります。

ドレスライクとはかっちりとしたファッションのことで、ジャケットやコート、シャツやスラックス、革靴といったアイテムのことを指します。

そしてそれとは別に、リュックは上半身にくるアイテムで、上半身のボリュームが大きくなるので、Yラインシルエットっていうのは上半身のボリュームが大きくて下半身のボリュームが小さいシルエット。そういったシルエットにすることで、スタイルをきれいに見せることができます。

と言うことで、でその2点を踏まえて考えると、ロングコートにとても適したアイテムになります。

夏:ツヤのある素材のTシャツ、スラックス、革靴に合わせてみよう

ただ、春、秋、冬であればロングコートが着用できるのですが、夏は着用できませんよね。そういう時はどうすればいいかと言うと、例えばT シャツを着るとしたら、Tシャツってすごくカジュアルなアイテムなので、素材感をツヤのある大人っぽいものにしてみたり、パンツをスラックスにしてみたり、革靴を履いてみたりしてバランスを取るのが非常におすすめです。

そしてバッグもデイパックを選んで小型のバッグを選んでおくと、シルエットにそこまで影響しないので、「Yラインシルエットじゃないけどどうしよう」とか、そこまで気にしなくても大丈夫です。

上級者の人は大きいバッグを使っていろいろなコーディネートを楽しむのもいいのですが、これからファッションを頑張っていこうと思っている方には、こういった小型のデイパックが非常におすすめです。

使い方別!おすすめバッグの選び方

次に「こういう人はこういうバッグを選んだ方がいいのではないか」という観点から紹介していきます。

低価格帯でクオリティの高いバッグが欲しい:ユニクロ

まず安い価格帯、決して高価格帯ではないバッグの中で、小型のクオリティの高いバッグが欲しい。そんな人にはユニクロのバックパックがおすすめです。

白のバッグが欲しい:無印良品(白)

そして白のバッグが欲しい、白のリュックが欲しい。そう思っている方には無印良品のものがダントツでおすすめです。

ミニリュックが欲しい:無印良品(ミニリュック)

レベルが高くなってしまうのですが、「ミニリュックが欲しい、使ってみたい、チャレンジしてみたい」と思っている人には、こちらも無印良品のミニリュックがおすすめです。

大きめでユニクロ以外のバッグが欲しい:コムデギャルソン

そして大きめのバッグ、つまり「デイパック」ではなく「バックパック」「リュックサック」と言われるものにチャレンジしてみたいとか、もう初心者ではない、ユニクロとはちょっと違うものを試してみたいという人には、コムデギャルソンのバックパックがおすすめです。

シンプルだがひねりのあるバックが欲しい:イーストパック×ラフシモンズ、コートエシエル

あとは「シンプルだけどちょっとだけひとひねりの利いたバックパックが欲しい」という人には、イーストパック×ラフシモンズのコラボだったり、コートエシエルだったりを検索して、いろいろ調べてみると、欲しいバッグが見つかると思います。

幅広いブランドの中から自分に合ったバックパックを選びましょう

いつもはユニクロや無印良品、GUといったブランドの中で縛って比較しているのですが、今回はブランドを横断して低価格帯から高価格帯までいろんなバックパックを紹介してみました。

また、全アイテムの中でユニクロの買うべき人気商品が知りたい方は「ユニクロのメンズおすすめアイテム!マストバイの買うべき人気商品を一挙紹介!」をご覧ください。

お読みいただきありがとうございました。

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プロフィール

株式会社RePLAY代表取締役。ブランドやセレクトショップ、古着、ウェブメディアなどアパレルに関する多彩な事業を運営。YouTube「まとめチャンネル」やブログ、Twitterでは、おしゃれ初心者にもわかりやすいファッション情報を配信中!