GUのシャツ全部買って比較してみた。ブロードオーバーサイズシャツやオックスフォードなどメンズのおすすめシャツを徹底レビュー

今回はGUのアイテム全部買ってみたシリーズの「シャツ」編です。全部で10個のシャツを購入してきました。異常に安い値段でコストパフォーマンスの鬼であるGUですがシャツのクオリティはどうなのかを徹底的に見ていきます。

結論から言うとかなり良いです。

このクオリティでこの値段で文句言う人はいないでしょう。オススメはリネンブレンドスタンドカラーシャツとブロードオーバーサイズシャツでしたが、全体的にレベル高いので低価格でコスパ良くシャツを探している方は是非この動画最後までご覧になって見てください。

今回購入したシャツは下記10点です。

  • オックスフォードシャツ(長袖)
  • ブロードシャツ(長袖)CL
  • ブロードオーバーサイズシャツ(長袖)
  • オープンカラーシャツ(長袖)
  • オープンカラーシャツ(5分袖)
  • ドライシャツ(長袖)(ストライプ2)CL+E
  • イージーケアピンオックスフォードシャツ(長袖)CL
  • リネンブレンドシャツ(長袖)
  • リネンブレンドシャツ(長袖)(クレイジー)+E
  • リネンブレンドスタンドカラーシャツ(長袖) 

また、今回の記事を動画で見たい方は、こちらの動画をご覧ください。15分程度の動画で、GUのメンズおすすめシャツを網羅してチェックできる内容になっています。

アウターシャツは除外していていわゆる普通のシャツをレビューしています。一番安いシャツでなんと990円。しかもそのシャツもクオリティが高くて驚きでした。。。

GUのシャツ一挙10点レビュー!メンズでおすすめの人気シャツを徹底比較!

オックスフォードシャツ(長袖) 1490円 Mサイズ

https://www.uniqlo.com/jp/gu/item/323251

コットン100%のオックスフォードボタンダウンシャツです。オックスフォードとは目が少し粗く厚みがあるのが特徴の織り方でボタンダウンシャツによく使われます。

ボタンダウンシャツとは襟先がボタンでとめられているデザインのことで襟先がバタつかないメリットがあるのが特徴。オックスフォードとボタンダウンは共にややカジュアルな印象を与えてくれます。

GUのオックスフォードシャツはソフトな風合いで襟部分こそ若干固めですが、ボディは柔らかめ。シルエットはややリラックしたシルエットながらアームがテーパードしているので使いやすい。

※テーパードとは先端に向かって細くなっていくシルエットのこと。

人の視線は先端に集中するので、先端が細ければ他が太くとも細く見えやすいものです。背中にはセンターボックスが入っていて肩周りを動かしやすくしてくれています。あとは台襟にジグザグのステッチを入れて強度もUP。

1490円でこれが買えるのはかなり驚き。

 

ブロードシャツ(長袖)CL 990円

https://www.uniqlo.com/jp/gu/item/323137

ポリエステル67%、コットン33%の混紡素材のレギュラーカラーブロードシャツです。ブロードとは先ほどのオックスフォードと比べて柔らかく薄く光沢の強い織り方で、レギュラーカラーとは襟先にボタンのないデザインです。

レギュラーカラーもブロードも共にドレスライクな印象を与えてくれて、日常着だけでなくスーツスタイルにも使われます。

GUのブロードシャツはウエストがシェイプされていて、シルエットも細くドレスライク。テーパードもオックスフォードと比べると弱めで、アーム自体が細い作りです。

襟もやや大きめでネクタイを通せる幅もあることから結構スーツ用の作りになっています。

生地は薄めで透け感があります。背中はセンターボックス入りで肩周りが動きやすい仕様。

990円は信じられない。。。スーツ用でたくさん買いたい人にオススメ。

 

ブロードオーバーサイズシャツ(長袖) 1990円 ←おすすめ!

https://www.uniqlo.com/jp/gu/item/323254

先ほどのシャツのオーバーサイズバージョン。同じブロード織りでレギュラーカラーです。では何が違うのかというと一目で分かるのはシルエット。

先ほどのブロードシャツは細身のシルエットでしたが、こちらはトレンドのオーバーサイズ。着丈を前後で差をつけていたり、しっかりとトレンドを追って物作りをするGUらしい商品。

アームホールは綺麗なテーパードシルエットになっているので、オーバーサイズのシャツですが着せられているような印象はありません。ウエストもシェイプされていませんし、襟もやや小さめで完全に日常着用の作り。

細かいことを言うとこちらのブロードオーバーサイズシャツは襟先にステッチを走らせず、背中もセンターボックスではなく、サイドプリーツになっています。ポケットの形も丸っこくなく四角。大きく印象を変えるポイントではありませんが同じレギュラーカラーシャツでも詳しく見ていくと違いがあるのが分かって面白いですよね。

ユニクロの通常ラインであればこういった商品は中々作られることがありません。ユニクロはトレンドを追うよりも定番品を永遠と改善改良していくスタイルのブランドです。GUとユニクロは同じファーストリテイリングが運営しているブランドですが、中身はまるで違います。

こちらのシャツは店頭でも一番目立つところに置いてありますし、WEBでもファーストビューで目に入るのでGUが今現在一番推している商品なのが分かります。

それも納得のクオリティで個人的にも今回イチオシ。

ブロードシャツはスーツ寄りの作りでブロードオーバーサイズシャツはカジュアル寄りの作りと覚えましょう。

 

オープンカラーシャツ(長袖) 1990円

https://www.uniqlo.com/jp/gu/item/323252

ポリエステル74%、レーヨン24%、ポリウレタン2%の混紡素材で作ったオープンカラーシャツ。オープンカラーとは開襟シャツのことで襟が開いていて締め付けがないデザインです。洋服における襟の重要性はとても高く商品名が変わるほど。

シャツだけを見てもレギュラーカラー、ボタンダウンカラー、オープンカラーと襟が変わるだけで商品名も変わります。襟は顔周りにある重要なパーツなので、その洋服の印象をとても大きく左右するからです。

オープンカラーのシャツは数年前にトレンドになり一気に各ブランドが展開していましたが、最近は流石に飽きてきた感じ。トレンドというよりはこのまま定番となるか廃れるかといったところでしょう。

こちらのオープンカラーシャツは若干重みのある素材で落ち感があります。化学繊維特有のテカリも抑えられていて素材感も良く意外とクオリティの高い商品。シルエットはオーバーサイズ。

オーバーサイズのアイテムは小顔に見せたり、足を長く見せたりの何らかの方法でスタイルを良く見せないと着せられている感じが出てしまいコーディネートが難しくなるものなんですが、オープンカラーだと顔周りに襟がないため小顔に見えず着こなしが少しだけ難しくなります。

最早トレンドと言うわけでもありませんし、クオリティが高いけどオススメしにくい少し惜しいアイテム。

これでオープンカラーじゃなかったらかなり良かった。

 

オープンカラーシャツ(5分袖) 1490円

https://www.uniqlo.com/jp/gu/item/323258

レーヨン100%で作られた5分袖オープンカラーシャツ。先ほどのオープンカラーシャツは長袖でしたが、こちらは5分袖ということで夏用バージョン。素材も違うものを使っていてかなり薄手です。

オープンカラーは襟が開けているので首回りが涼しく夏に向いた襟の形ですし、5分袖で薄手の生地とくれば着心地はとても良いです。

おまけに接触冷感素材を使用しているので着用した瞬間からひんやりとして夏だと気持ちいいです。

シルエットはビッグシルエットでデザインはシンプル、素材感は艶のある非常にバランスの取れたアイテムですがオープンカラー。。。おまけに半袖シャツは元々着こなしが難しいアイテムなのでオススメではありません。モノとしてのクオリティは良い。

 

ドライシャツ(長袖)(ストライプ2)CL+E ¥1,990 

https://www.uniqlo.com/jp/gu/item/323428

GUのドライシャツはレギュラーカラーで胸ポケットのついた、オーソドックスなデザインのシャツです。

前たてはフレンチフロントというシャツ端が内側に折りかえって縫われているディテール。 通常の表前立てと比較するとボタン横のステッチや生地の切り替えがなくなることでよりシンプルな面持ちになるため、大人っぽい印象になっています。

シルエットはウエストがシェイプされていてやや細め。細身で着丈が長いのでスーツスタイルでも使えるようタックイン前提の作り。 生地感はその名の通りのさらっとしたドライな触り心地。ポリエステル100%の薄手の生地は肌に張り付きづらく夏であっても快適に着用可能。

また吸汗即完機能があるので汗をかいてもベタつかず快適な着心地をキープしてくれます。 

このシルエットで機能性もあり、ビジネスでも使えるクオリティ抜群の商品です。  

 

イージーケアピンオックスフォードシャツ(長袖)CL ¥1,990+税 

https://www.uniqlo.com/jp/gu/item/323422

シンプルなオックスフォードシャツで襟にボタンがついたボタンダウンシャツタイプです。 ピンポイントオックスフォードという織り方でこれは通常のオックスフォードよりも、糸の撚りが強く、細番手の糸を使用し目が詰まった生地です。

特徴としてはツヤとハリ感が増し、先ほど説明したブロードとオックスフォードの中間ぐらいと覚えると良いでしょう。 

背中はセンターボックス。 ブロードのツヤ感とオックスフォードの堅牢性を兼ね備えたアイテムと言えます。ツヤがあるのにぺらぺらではなく高級感のある素材感。 

またイージーケアな点も魅力。洗濯してもシワになりづらいので、アイロンをしなくてもそのまま着用できます。ウエストがシェイプされた細身のシルエットで襟も高いのでジャケパンスタイルに最適なシャツです。  

  

リネンブレンドシャツ(長袖)¥1,990+税 ←おすすめ!

https://www.uniqlo.com/jp/gu/item/323256

春夏アイテムでは定番のリネンシャツ。こちらもレギュラーカラーで胸ポケットのあるベーシックなデザイン。

前たてはフレンチフロントで若干大人っぽい印象になっています。 素材は麻51%・綿49%の混紡素材。シャツらしいツヤやハリ感はありませんが、くたっとした独特の風合いです。

リネンのさらっとしたシャリ感のあるドライタッチとコットンの柔らかさでナチュラルな雰囲気がマッチしています。 

生地感がやや薄く、襟にシワが入りばたつきやすいのがネック。

襟はかなり目立つポイントなので、シワがあると全体がチープに見えてしまいがち。着用時は気をつけましょう。 

またシャツといっても素材的にくたっとした表情なのでややカジュアルです。シルエットはやや緩め。

天然の機能素材で通気性も高く、汗をかいても肌に張り付きづらいので春夏にぴったりです。ただユニクロのプレミアムリネンシャツと比べると素材感で劣ります。  

リネンブレンドシャツ(長袖)(クレイジー)+E¥1,990+税 

https://www.uniqlo.com/jp/gu/item/323257

上記アイテムのクレイジーストライプバージョン。間隔の異なるストライプが身頃や袖で切り替えられたデザインはかなりおしゃれ。

ですが、素材の説得力が足りず若干チープな印象が否めません。 こうした大胆なデザインは素材も重要。

しっかりと高級感のある素材を使用すると、あえてデザインを載せて魅せている感が出るのですが、こちらは子供っぽい印象が強くなっています。あまりお勧めはしません。  

 

リネンブレンドスタンドカラーシャツ(長袖)¥1,990+税 

https://www.uniqlo.com/jp/gu/item/323416

こちらはバンドカラーバーシャツ。通常のレギュラーカラーやワイドカラーなどと違って襟が省略されていてカットソーのような首回りでカジュアルな雰囲気になっています。 

ブロードオーバーサイズシャツと同じくポケットは直線的なデザインで大人っぽい印象。ボタンも白ではなくボディの色と限りなく近くして目立たなくしています。

このように細部でバランスを取っているのが好印象。 また上記のリネンブレンドシャツと名前は同じですが、素材混率が変わっています。こちらはくたっとした柔らかさが消え、目の詰まったようなハリ感とツヤのある生地。 

今回はネイビーを購入しましたが上記のリネンブレンドとの差は一目瞭然です。

シルエットはトレンドライクなややゆったり目。個人的にはサイズアップしてハーフパンツなんかで合わせたいですね。

バンドカラーとゆるいシルエットというカジュアル感を他の要素で大人っぽく仕上げた良いバランスのアイテムです。夏用のシャツが欲しい方にはかなりオススメです。

また、シャツ以外にもGUでおすすめのアイテムが知りたい方は「GUの春物新作マストバイ3選!今買えるオススメアイテムを紹介!」もチェックしてみましょう。

以上がGUのシャツ全品レビューです!

これまで紹介したシャツの中からオススメをまとめると下記4点

  • ブロードオーバーサイズシャツ
  • リネンブレンドスタンドカラーシャツ
  • ドライシャツ
  • イージーケアピンオックスフォードシャツ

ドライシャツはスーツスタイル、イージーケアピンオックスフォードシャツはジャケパンスタイル前提になりますが使い方を間違わなければオススメ。

ブロードオーバーサイズシャツとリネンブレンドスタンドカラーシャツはかなりオススメです。

次はユニクロのシャツ全部買ってみたをやるのでお楽しみに。

今回は以上です。

バイバイっ!! 

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