「服を買いに行く服がない」なんてネタがありますが、実際のところネタじゃなくて本気でそう思っている人も多いはず。
今回はそんな人に向けた超入門記事です。マジで「服を買いに行く服がない」状態から一歩一歩進んで人並みのオシャレを手に入れましょう。
目標到達地点は平均点のオシャレです。
奇抜でもなく、ダサくもない、自信を持って人前に出れるファッションを身につけましょう。
全然難しくありませんしお金もかかりません。ユニクロやGUで充分です。
どこで何を買ってどう着れば良いかまで解説するので最後までお読み頂けると嬉しいです。
今回はvol.3。まずは前回のおさらいをさらっとします。
vol.2のおさらい
前回はシューズを買って、おしゃれを作るための下半身が完成しました。
オススメしたアイテムは「オールスターハイカットブラックモノクローム」です。
余計なデザインが一切入らず黒単色、シルエットもかなり細く革靴のような見た目のスニーカーです。
アンクルパンツとの相性も良く、それぞれが干渉しないため、パンツとシューズの境界線が曖昧になり足が細く長く見えます。
足が長く見えることが、おしゃれにみせることは必須。前回でこの条件はクリアしたので、平均点ぐらいのコーディネートが完成しました。
ということで今回は小物と着こなしテクニックを使って、さらにレベルアップを図っていきましょう。
小物と着こなし
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まずはこちらのコーデ。
色の入ったチェックシャツに、ボリュームのでてしまうダウンジャケットと上半身でややカジュアルな印象になっています。
チェックシャツはカジュアルで子供っぽい印象になりやすいアイテムです。。ストライプと比較しても縦の線に加え、横線がプラスされてごちゃごちゃしたような見た目になっているかと思います。
単純に、縦線より横線のほうがカジュアルでもあります。ストライプより、ボーダーの方が子供っぽく感じませんか?これはストライプは縦長効果がありすっきりと見えやすく、ボーダーは横幅を強調してしまうからです。
またチェックは色数が多くなるやすいためこの点でもカジュアルよりのアイテムです。
もちろんこのカジュアルさを使ってコーディネートを組むこともできるのですが、現時点ではレベルが高いです。これよりもおしゃれに見せるためにはまずもう少し大人っぽく整えてあげましょう。
ポイントとしては隠すこと。バランスを整える際に、不要なものは隠しましょう。
今回は黒ニットをレイヤードしてチェックシャツを隠してみましょう。もちろん全て隠せるわけではないのですが、チェックが見える面積が減っていますよね。
面積を減らすだけでも効果があります。どうでしょう、さっきよりも大人っぽく見えるかと思います。
子供っぽく見えやすいチェックの面積を減らし、さらに大人っぽいアイテムの代名詞である艶のあるニットを追加することで強制的に大人っぽくバランスをとっています。
このようにちょっとバランスが取れてないなと感じたら思い切って他のアイテムで隠すということを覚えておくとかなり便利です。
次にバッグをプラスしました。
アイテム数が増えれば増えるほどコーディネートは複雑になりおしゃれに見えやすくなります。
白シャツにジーンズよりもキャップ、サングラス 、リュックに白シャツ、ジーンズの方はおしゃれに見えるもの。ただし使い過ぎるとゴチャついてバランスどころでは無くなってしまします。そこで着画のようなシンプルなバッグを持つのがおすすめです。
あまりデザインのないバッグを選ぶことで元々のコーディネートの邪魔をしません。またバッグは日常的に持つものなので、グッと現実感のあるコーディネートに見えてきたかと思います。
最後は柄ソックス。
足長効果は薄くなるので上級者向けにはなりますが、よりおしゃれに見せたい方にはおすすめです。
このシリーズで紹介したアンクルパンツを秋冬も使うためには「見せソックス」が必須。紹介したハイカットスニーカーや、ブーツなどでくるぶしを隠すこともできますが、毎日同じ靴を履くことは難しいですよね。
白や黒無地のソックスもいいんですが、肌着のようにも見えて清潔感に欠けます。かと言って秋冬に素足を見せるのは季節感がなくなってしまう。
おしゃれに見えるには季節感は必須です。柄や素材感で季節感もプラスできるのでおすすめです。
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次にこちらのコーデ。
大きくプリントの入ったスウェットにデニムジャケットを羽織っていますが、やはり上半身にやや子供っぽさがあります。面積が大きいデザインはもちろんカジュアルですね。
スウェットもハイゲージのニットと比較するとツヤがなく、肉厚でラフな雰囲気になっています。よってこれはアウターで隠しましょう。
ボタンを止めてデザインが見えないように着こなしを工夫しています。
さらに首元が空いているので寂しく、季節感も足りなかったのでストールをプラス。
首元にボリュームが出て対比効果で顔が小さく見えスタイルが良く見えます。
スタイルが良く見えるとおしゃれに見えやすいのは以前紹介した通りですね。選ぶのは大判のストールがおすすめ。首は目立つ部分なのでボリュームがないと貧相に見えやすいもの。
同じアイテム使っていてもカジュアルな印象が薄まっていますね。前のコーディネートと同様にバッグと柄ソックスをプラスしています。
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最後にこちら。カットソーとジャージのこちらもややカジュアルな印象。特にジャージの色味が派手なのでかなり目立っています。
そこでまずはカットソーの面積を減らしましょう。ジャージのジップを上げることで顔近くまで襟が立ち対比効果により顔が小さく見えスタイル良く見えます。サングラスも着用して、こちらも対比効果で顔を小さく見せています。
また袖のダボ付きが気になったので袖捲りをしましょう。
袖も身体の先端で目立ちやすいポイント。素肌を見せることでかなりすっきりとした印象になります。
大きめのサイズを着こなす際に使えるテクニックですね。また袖をまくったら目立つのは手首。何もないと寂しく、もったいないのでアクセサリーを着用しましょう。
アクセサリーというとブレスレットやリングが思い浮かぶと思いますが、ここでおすすめなのが腕時計。時間を確認するという意味のあるアイテムなので男性がつけていても違和感がありません。
何もないより腕時計があるだけでコーディネートの説得力が増すのでぜひ着けてみましょう。
小物とテックニックは以上です。
どうでしたでしょうか。
最初のコーディネートと比較するとかなり変わったかと思います。小物や着こなしテクニックは好みによるところも大きいので自分が好きな着こなしをたくさん試して探してみましょう。
おしゃれになるには試すことが最も大事です。このシリーズで紹介したポイントを踏まえてファッションを楽しんでみて下さい。
「服を買いに行く服がない」シリーズの第一弾と第二弾が読みたい方は、以下のリンクをチェックしてみましょう。
最後までお読み頂きありがとうございます。
バイバイっ!!