ニューバランスの超定番モデル「996」を徹底解説!

ニューバランス「996」は30年以上も前に誕生し、これまで履き続けられている定番モデルです。

ニューバランスのスニーカーの中でもクラシックでスマートなデザインと抜群の履き心地が魅力の996ですが、やはりスニーカーは実際に履いて見ないと実感しにくいもの。

というわけで今回はそんな996を実際に買って、履いて、様々な角度からレビューしていきます。

デザインから履き心地、細かいモデル毎の違いまで丁寧に解説しているのでぜひ最後まで読んでください。

気になってはいるけど今のご時世では試着にも行きづらい、ネットで買いたいけどサイズが不安、という方はこの記事を読めば全て分かります!

また、ニューバランスの基本的なモデルについてざっくり紹介した動画もあるので、よかったらチェックしてみてください。

 

ニューバランス(new balance)は老舗の矯正靴メーカー

ニューバランスはアメリカのシューズブランドで、1906年に扁平足などを治すインソール(靴の中敷き)や矯正靴の製造から始まりました。

足の矯正に必要な解剖学的知識を元にカスタムメイドのランニングシューズを作り始め、業界で初めて足の甲の幅からサイズを選べるようにしたのもこのブランドです。

現在に至るまで最新の技術を取り入れながら、履き心地にこだわったシューズを作り続ています。

また、スニーカーだけにとどまらず、スポーツやレジャーに関するものを幅広く作っていて、最近ではコロナ禍による需要の高まりを受けマスクの製造も始めました。

 

ニューバランス「996」の数字の意味は?

ニューバランスのスニーカーはモデル名が数字で表されているものが多いんですが、この数字の意味ってご存知ですか?

500番台はオフロードラン、1000番台はフラッグシップモデルというように分類されていて、今回の996を含む900番台は街中でのランニングを想定したモデルになっています。

900番台の中で最も古いモデルは「990」で、続いて「995」「996」が発売、その後「992」「993」が発表されるという順番です。

ここまで聞いて気づいたかと思いますが、この番号は発売順ではなく、特に意味もありません。

「990」に関しては「1000点満点中、990点の出来」という意味があるそうですが、その他のものには当てはまらないようです。

ちなみに「996」は1988年に発売されたモデルで、現在購入できる900番台の中では一番古いモデル。

「995」は生産が終了していますし、「990」はバージョンアップを重ねて、現在購入できるのは2019年に発売された「990v5」は当時とはデザインが異なります。

街中でのランニングに合うようにハイテク感のあるデザインが多い900番台の中でも、クラシックなデザインを残しているのが996の人気の一因かもしれません。

 

ニューバランス996の特徴

老若男女問わず履いている人が多いニューバランスのスニーカーですが、その中でも996はファッション好きに人気が高いモデルです。

シルエットは細身でソールの主張も少なめ、ニューバランスのスニーカーの中でも特にスッキリとした見た目になっています。

爪先がぼてっとしたものが多い中で、996のスタイリッシュなシルエットは人気の一因と言えるでしょう。

ボリュームがあるスニーカーは足元に視線を集中させ、足の長さが丸わかりになってしまうもの。シルエットがスッキリとしているだけで着こなしやすさがグンと上がります。

アッパーはスウェードレザーとメッシュのコンビネーションになっていて、機能性と見た目を両立したデザインです。

スウェードレザーとは皮革の裏側を起毛させたもので、スムースレザー(表革)のような滑らかなツヤはありませんが短い毛羽のある素材感と微光沢が特徴です。

ラフな雰囲気にはなりますが、レザーの高級感は失われておらず、素材に子供っぽい雰囲気はありません。

汗をかきやすい爪先や、くるぶし付近、シュータン部分はメッシュ素材になっていて、レザーよりもスポーティーでカジュアルな印象です。

カラーはほぼベージュで統一されていますが、履き口近くのワンパーツだけ白の型押しレザーを使用しているのと、かかととNマークがリフレクターになっていて、程よいアクセントになっています。

ソールは舗装路に適した凹凸があまり無いものになっていて、よりシンプルでミニマルな見た目です。

オフロード用の500番台では凹凸が大きいソールになっていて、砂利道などの悪路でも路面を掴んで安定して走れるようになっています。

ニューバランスのアイコンであるNマークは、モデルによっては様々なデザインがあり、見比べてみると面白いところです。

履いている時にもよく見えるサイド部分なので、この部分で履いた時の印象が大きく変わると言っても過言ではありません。

先程も言ったように、996のNマークはリフレクター素材の周りに白レザーの縁取りのようになっています。

Nマークの縁取りははニューバランスの中で最もよく見るデザインですが、リフレクターが採用されているのは街中でのランニングを想定した996の特徴では無いでしょうか。

スニーカーにはハイテクかローテクかという観点がありますが、ニューバランスは個人的にちょうど中間だと思っています。

ハイテクスニーカーとはその名の通り、当時の最新技術が使われたスニーカーのことで、色や素材を切り替えた近未来的なデザインのものが多いです。

逆にコンバースのオールスターのように特に技術を使用していないものをローテクスニーカーと呼び、デザインも極シンプルなものが多くなっています。

996はソールに「ENCAP」などの独自技術を搭載しているハイテクスニーカーですが、レザーをメインにしたナチュラルな質感やごちゃごちゃしすぎないデザインはローテクに近いものがあります。

人気のモデルだけあってカラーバリエーションがかなり多く、ニューバランスのシグネチャーカラーであるグレーはもちろん、黒やネイビーなど落ち着いたものから、赤や紫などカラフルなものまで様々です。

モデルによって細かいデザインに違いがあるので、気になるモデルがあればチェックしてみましょう。

 

ニューバランス996のサイズ感、履き心地

今回購入したサイズはUS10、UK9ハーフ、EUR44で幅は細めのDウィズ、日本サイズだと28cm表記です。

ニューバランスは各国で販売されているためたくさんのサイズ表記がありますが、cm表記で確認すれば間違いないでしょう。

オンラインショップだとUSサイズかUKサイズしか表記してなかったりすることもあるんですが、微妙に数値が違っていて間違えやすいので、公式通販などでサイズ表を確認するのがオススメです。

コンバースのオールスターだと26cm、アディダスのスタンスミスだと26.5cmを履いています。

ニューバランスに限らずですが、靴はブランドやモデルによってサイズ感が違う物なので、いつも同じサイズのものを買えばいいというわけではありません。

ニューバランスの直営店に行くと、店員さんが足の形を測ってしっかりとフィッティングしてくれます。

専門のスタッフが見てくれるので、自分で思っているサイズよりも大きかったり、小さかったりすることもあるんですが、履いてみるとバッチリなので一度体験してみて欲しいです。

ニューバランスのスニーカーはモデルごとに型が違っているんですが、他のブランドのスニーカーに比べると、全体的に幅が広めになっているように感じます。

また、ウィズサイジングという足の甲の幅を選べるモデルもあり、デザインが気に入ったけど幅が合わなくて履けない、無理して違うサイズを履くということがないのも嬉しいポイントです。

996はDウィズのみでニューバランスの中では細みの型なので、甲高幅広な足型の人だとワンサイズアップするか、ウィズが広いモデルを選んだ方がいいかもしれません。

履き心地はクッション性がありつつも、かっちりとしていてローテクスニーカーに近い感じ。

アッパーにはあまりクッション性を感じませんでしたが、最初からある程度柔らかいスウェードを使用していることもあって、革のフィット感がダイレクトに感じられました。

固い路面を走るオンロード用ということもあって、ソールのクッション性はかなりしっかりしています。

矯正靴がルーツなだけあって、足の裏もしっかり支えられている感覚があり、安定した履き心地です。

手に持ってみるとソールがしっかりしている分、少し重みが感じられましたが、履いてみるとちょうどいい重さで足運びにも問題はありませんでした。

ミッドソールはENCAPという独自技術で作られており、クッション性と耐久性に優れていますが、加水分解しやすいポリウレタンが使用されているので、保管時は湿気に注意しましょう。

アウトソールについてはデザインのところでも軽く触れましたが、凹凸の少ない平坦な作りになっていて、舗装された平らな道で接地面を増やすことで安定して走れるというものです。

また、ブローンラバーというグリップ性の高い素材を使用していて、雨でも滑りくくなっているとのこと。

さらに、かかとの部分には耐摩擦性に優れたカーボンを混合したラバー素材が使われており、アスファルトとの摩擦によるソールの減りを軽減してくれます。

ランニングをしないという人でもソールが減りにくいというのはかなり魅力的なんじゃないでしょうか。

知人に10年近く前から996を履き続けている人がいますが、まだソールの溝が残っているというから驚きです。

履き心地はもちろん、耐久性に優れ、長く愛用できるモデルではないでしょうか。

 

同じモデルなのに価格が違う?「M996」と「CM996」の違い

ニューバランスのスニーカーには安価なアジア製のものと、素材に拘って職人が手作りしているアメリカ製、イングランド製があります。

今回紹介しているのは厳密に言うと「M996」というアメリカ製のモデル。

アジア製の「CM996」というモデルもあり、少しずつ違うので混同しないようにしましょう。

モデル名の頭文字が「M」だけのものはアメリカ製かイングランド製、「ML」や「CM」など複数のアルファベットになっているものはアジア製というように見分けることができます。

またアメリカ製、イングランド製のものはシュータンの部分に「MADE IN U.S.A」「MADE IN ENGLAND」という刺繍が入っているので、ここも見分けるポイントです。

今回のM996も「NB」ロゴと「996」の間に「MADE IN U.S.A」と書かれていました。

CM996の方も「NB」ロゴと「996」は同じで、間には「new balance」書かれています。

また、かかと側のロゴも違っていてM996では刺繍で白の「NB」ロゴが入っているところ、CM996は黒で「new balance」とプリントされていました。

細かい違いですが、刺繍の方が高級感がありますし、黒のプリントは目立つので少し安っぽく見えます。

シルエットはどちらも細身で違いは見当たりません。

それもそのはず、実はCM996は2019年に発売されたばかりのモデルで、それ以前のアジア製モデルであるMRL996よりもM996を忠実に再現した廉価版としてリリースされたのです。

素材は製品表示上、どちらも天然皮革と合成繊維を使用していると書かれていて違いがありませんが、よく見るとM996の方がしなやかで滑らかな革質のように感じました。

どちらも本革のスウェードですし、正直じっくり見比べないと分からないので、よっぽどこだわりがない限りは気にしなくてもいいでしょう。

値段は全然違っていて、「M996」は25,000円、「CM996」は13,800円と2倍近い価格差になっています。

他のモデルでもアジア製に比べてアメリカ製、イングランド製のものは2倍以上、アジアでは生産していないフラッグシップモデルでは5万円以上するものもあるので、興味がある方は調べて見てください。

こんな感じで少しずつ違う点がありますが、実際履いてみると履き心地についてはそこまで大きな違いは無いように感じました。

そのモデルにしか無い色やデザインもあるので、好みや予算で自分に合った方を選べばいいかと思います。

大人がハマる、ニューバランス996をぜひチェック!

デザイン性はもちろん、履き心地も抜群のニューバランス996。

30年以上も愛され続けてきたモデルだけに完成度も高いのが分かってもらえたかと思います。

というわけで、今回はニューバランス996について紹介しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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株式会社RePLAY代表取締役。ブランドやセレクトショップ、古着、ウェブメディアなどアパレルに関する多彩な事業を運営。YouTube「まとめチャンネル」やブログ、Twitterでは、おしゃれ初心者にもわかりやすいファッション情報を配信中!