【ユニクロ+J】ダウンオーバーサイズリブブルゾンをレビュー!コーデや着こなしのコツも紹介!

ミリタリーアイテムと言えば、心を奪われる方も多いかもしれません。洋服の多くは軍服を現代の形にデザインし直したものが沢山あります。

例えばトレンチコートやPコート等、日常着で着用するアイテムもルーツは軍服というものが多数存在します。軍服は機能的で無駄を省いたデザインとなっていて、場所ごと(寒い場所や森の中等)に求められるものも違うので、様々なアイテムが出てきたのです。

今回+Jでもミリタリーブルゾンを旬なオーバーサイズにして発売しました。正直リブが強すぎるのとジップを閉めるとタイトすぎ、デザイン的にも万人にオススメとは言えないアイテムとなっています。

まずは、+Jのダウンをほぼ全部買ってみて紹介している動画を紹介します。17分程度の動画なので、アイテムの素材感やデザイン、シルエットなどをより詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

【ユニクロ+J】ダウンオーバーサイズリブブルゾンをレビュー

ミリタリーアウターを現代風にアレンジしたデザイン|小顔効果がある着こなしも可能

ダウンオーバーサイズリブブルゾン ¥12,900

今回のアイテムはフライトジャケットをベースに現代風のオーバーサイズにしているアイテムとなります。フライトジャケットで一番有名なのがMA-1というもので、1940年代にアメリカ空軍パイロットのために開発されました。

時代に即して、現代的にアップデートされた『アルファ』のMA-1
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空での着用に対応できるよう、袖や裾のリブを強めにして風が入ってこないようにしていたり、高高度で飛行した際に付着した水分が凍結するのを防ぐために撥水性の高いナイロンを採用していたり、計器に引っ掛かることがないようシンプルなデザインにしていました。このようにミリタリーアイテムは全てに意味があります。

今回のアイテムは蓋つきのポケットが両脇に2つあり、どちらも斜めについているため手を入れやすいものとなっています。

左の二の腕にはシガレットポケットとペンを収納できるのが4つついているのですが、これは実際に収納するというよりはデザインとしての要素が強いものとなります。そして内側にも両胸辺りに2つついています。

内側のポケットや両脇のポケットですが、ボリュームがあるシルエットなので、スマホや財布を入れてもそこだけモコっとなって形が崩れるような心配がありませんので、カバン不要で外出することも可能です。

ジップはプラスチックでできており、ツヤ感はそれほどありません。

ツヤ感が強かったりシルバーであると目立つ部分となりますが、他の部分がツヤ感が強い以外はシンプルなデザインとなっているので、ツヤが強くないジップがちょうど良いものとなっています。

このアイテムでもMA-1の特徴にもあった、袖と裾のリブの強さは存在します。

防風効果が高くなり寒さ対策にはなり、袖をまくった時に落ちてくることがなくなるのですが、お腹の部分や腕の部分がモコっとしたシルエットになりやすくなります。

セーターを着ていてお腹の部分が徐々に上がってきてモコっとなるのを直すなんて経験は誰にでもあると思います。こちらのアイテムも着用して少し動くだけで腕の部分が上がってくるぐらい強いので、モコっとするのが凄く気になります。そういうのを含めて着こなすのは難しいと思うアイテムです。

このアイテムの一番の特徴は襟の部分となります。

一見ただの襟に見えますが、こちらは中にベルトのようなものが付いていて、立ち上げることが可能です。

https://image.uniqlo.com/UQ/ST3/AsianCommon/imagesgoods/432647/sub/goods_432647_sub19.jpg?width=1194
出典:ユニクロ

こうすることにより首の防寒性も高まるのですが、それだけではなく小顔効果もあるのです。男性に小顔効果と言われてもピンとこないかもしれませんが、実は着こなしの上でも結構大切な部分となります。小顔に見える結果スタイルが良く見えるようになるのです。

八頭身モデルなんて言葉を聞いたことがあるかと思いますが、人間はバランスの良いものを自然と認知するようになっています。頭の大きさが8個分だとバランスが良くスタイルが良く見えるのです。

頭の大きさなんて生まれつきのもので変えられるものではないと言われるかと思いますが、首元にボリュームがあるものを持ってくると視覚効果で顔は小さく見えるのです。そうなると八頭身まではいかなくても、スタイルが良く見えるようになります。

さらに、人の視線は体の先端部分に止まるようになっています。オシャレは足元からと言いますが、靴が汚いと目につきませんか?そのように目立つ部分を意識することはコーディネートを組むうえで重要となります。

三首(首・手首・足首)は特に視線が止まる部分となり、今回のアイテムのように襟がついていたり、襟をベルトで止めると形が変わったりするのは目立ち印象を変える部分となります。アイテム選びの際の参考にしてみてください。

Yラインがオススメのシルエット|パンツを細めにしたコーディネートがおすすめ

オーバーサイズに作られていることもあり、見た目はタイトではなく少しボリュームがあります。元々のミリタリーアウターもタイトに作られるものではないため、本物に近くなり、羽織ってみるとしっくりきます。

人は本物を知らなくても、本物から乖離しているものは何となく違和感があるものです。羽織ってみて何となく違うって思ったことがある方も多いと思います。

ボリュームがあるアイテムのため、パンツを細めにしてYラインシルエットにしてコーディネートしていただくと、うまく着こなしやすくなります。

https://image.uniqlo.com/UQ/ST3/AsianCommon/imagesgoods/432647/sub/goods_432647_sub24.jpg?width=1194
出典:ユニクロ

Yラインシルエットとは、上が太く下が細いシルエットで上下でメリハリをつけることで体型が綺麗に見えるシルエットとなります。他にもIラインシルエットは上が細く下も細い、Aラインシルエットは上が細く下は太いシルエットを言います。

スーツは上下細くIラインシルエットになっているのですが、その反動からか日常着になると上下どちらも太いものを着用してシルエットが崩れてしまっている方を多く見かけます。Aラインシルエットはメリハリが付けづらいのでYラインシルエットが取り入れやすくオススメです。

今回のアイテムも上にボリュームのあるダウンオーバーサイズリブブルゾンを着用したら、下はテーパードパンツ(裾に向かって細くなるパンツ)を着用すると簡単にサマになります。

腕周りのボリュームは好き嫌いが分かれる部分だと思います。このアイテムは着用してみるとモッサリした印象というのが正直な感想です。ただそれぞれ感じ方も代わるので一度試着をしてみて、ボリュームをどう感じるかは確認することをオススメします。

着丈は腰位置になり、長くはありません。元々フライトジャケットは座る際に踏まないように設計されているため、ショート丈になっているためです。

暖かさと光沢感がある素材|首元が気になる方は襟が高いインナーがおすすめ

ダウンの暖かさの指標として「フィルパワー」というものがあります。この数値が高いほど空気をたくさん含み、保湿性が高いダウンと言われています。

このアイテムはウルトラライトダウンと同じく640フィルパワー以上のダウンを使用しており、良質なダウンを使用しています。着用すると凄く暖かく、東京であれば越冬できるぐらいの暖かさでした。

そして何より目に入るのが光沢感です。

公式サイトでも「光沢感のあるナイロンツイルを使用」と記載されています。ツイルとは織り方の一種ですが、簡単にいうとデニムと同じような織り方と思ってもらえれば大丈夫です。

その織り方の特徴は、糸の密度を調整することとで生地の厚さを自由に変えることができ生地本来の柔らかな肌触りを損なうことがなく、ストレッチ素材を混紡しなくても伸縮性が優れていて、しなやかで柔らかな風合いになり、糸が交差する点が少ないため適度な光沢感があることです。

写真からもツヤ感や柔らかな風合いは伝わるかと思いますが、着用して鏡の前に立つと更にその感じが分かります。腕をグルグル回してもストレスなく、ストレッチ性もあります。

ただし、ツイルは摩擦により劣化しやすいという特徴もありますので、過度に気にする必要はありませんが、頭の片隅に入れておいていただくと良いかと思います。

襟の部分はポリエステル100%で、リブの部分はポリエステルとポリウレタンの混合となっています。

個人的には襟の部分は着用すると少しチクチクしたので、襟が高いインナーを着用しようと思いました。

https://image.uniqlo.com/UQ/ST3/AsianCommon/imagesgoods/432647/sub/goods_432647_sub24.jpg?width=1194
出典:ユニクロ

また内側はナイロンが使われておりツヤツヤです。

ナイロンは表面がなめらかになっているため摩擦に強く、どんなインナーでも着用することが可能です。

恋人とのちょっとしたお出かけや子供と公園で遊ぶ時など色々な用途で使用できるアイテムとなります。

また、2021年3月に発売された、ユニクロ+J2021年春夏のマストバイアイテムが知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみましょう。

【ユニクロ+J】ダウンオーバーサイズリブブルゾンは試着することで細部まで見えてくる

今回のアイテムに限らずですが、試着をすることで見えてくる部分というのは沢山あります。着心地だけじゃなく着た時の印象や裾や袖の長さ等、色々と見えてきます。

今は通販で返品交換も簡単にできますので、気になるアイテムは一度試着してみるのをオススメします。試着した数が知識となり、自分の気に入ったアイテムとの出会いを増やしてくれます。

また、他にもユニクロ+Jで買うべきおすすめアイテムが知りたい方は「【+J最速レビュー】ユニクロ+Jで買うべきアイテムはこれ!マストバイアイテム5選紹介!」もぜひ参考にしてください。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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