タイトなものからゆったりしたシルエットの服がトレンドとなり、更に装飾性を意識するようになって久しいですが、今回のユニクロ+Jのスーピマコットンオーバーサイズシャツは主張しすぎない装飾性とオーバーサイズになっており、まだ無地のものしか持ってないという人にオススメのアイテムとなっています。
Youtubeでも解説をしましたのでぜひご覧ください。
【ユニクロ+J】スーピマコットン オーバーサイズシャツ (長袖)
今回の+Jのサイトでは同じアイテムのものが別々のページになって見にくくなっておりました。(すごく型数が多く見えたのですが、同じものを分類していくとそうでもありませんでした)
スーピマコットンオーバーサイズシャツは全部で4つありまして、レギュラーカラーの無地、レギュラーカラーのストライプ、スタンドカラーの無地、スタンドカラーの雲デザインとなります。それぞれ特徴があるのですが、今回は1つの記事で全てをレビューしていきます。
スーピマコットン オーバーサイズシャツ (長袖)レギュラーカラー・無地
無地のオーバーサイズシャツとなり、お腹のあたりに横に切り替えが入っており、これが凄く良いです。数年前はノームコアというシンプルなファッションがトレンドでした。それが多くの方に浸透した結果、トレンドはシンプルからデザインが入った装飾性に流れていきました。と言っても、無地からいきなり派手なデザインが入ったものが出てくるわけではなく、目立ちにくいストライプが出てきて、翌年にはチェック柄、現在は幾何学模様が出てきたりと数年かけて徐々に装飾性が強いアイテムが出てきています。
今回のアイテムの写真を見てもらえば分かる通り、白シャツに白の切り替えが入っていて、切り替えがあることは分かるけど主張しすぎないデザインとなっているので、無地じゃないものに抵抗があるという方でも、違和感なく着ていただけるアイテムとなっています。
首元を見ていただくと、襟はレギュラーカラーというものになります。襟の形は印象を大きく左右する部分となりますので、シャツを選ぶ際はぜひ確認してみてください。
人の視線は体の先端部分に止まるようになっています。爪が伸びていたり、髪に寝癖があると目につきませんか?そのように目立つ部分を意識することはコーディネートを組むうえで重要となります。
三首(首・手首・足首)は特に視線が止まる部分となり、襟の部分は首に該当して襟の形だけで商品名が変わるぐらい重要な部分となります。
例えば今回のようなレギュラーカラーはスーツで着用するものとなり、ドレスな印象を与えます。
他にボタンダウンカラーは、襟がヒラヒラしないようにボタンがついており、ボタンという装飾がある分、ビジネスシーンで使用できますが、少しカジュアルな印象になります。
スタンドカラー
今回紹介したのは一部で、襟だけで沢山の種類があり、襟があるものはドレス度が上がりカッチリとした印象、襟がないものはカジュアル度が上がりリラックスした印象となります。 最初は名称を覚えなくていいので、それだけ襟って印象を左右するんだと思っていただければ大丈夫です。
しかし今回のアイテムにはある仕掛けがあります。それはレギュラーカラーなんだけど裏側にボタンがついており、隠れボタンダウンカラーになっているということです。
ボタンダウンカラーは、どうしてもカジュアルな印象になりがちですが、例えばセーターを着た時に片方だけ襟が出てしまうというような事故は避けられます。この隠れボタンダウンカラーだと見た目はレギュラーカラーでかっちりとした印象を与えられるんだけど、襟がヒラヒラすることなく先ほど例に上げたような事故がなくなるという優れものなのです。個人的にここは凄く気に入っていて重宝しています。
次にボタンですが、比翼という第一ボタン以外は見えないような形になっています。
通常のシャツだとこのように全てボタンが見えております。
比翼というのは、タキシード等のフォーマルなシャツに使用される形となり、ドレス度を高めてくれます。ボタンが見えるか見えないか、それだけの違いですが印象は大きく異なります。
またボタンの大きさは小さく同色で目立たないため、第一ボタンを閉めても違和感ありません。そして一番下のボタンの裏側は少し特殊な止め方になっています。
ちょうどデザインが入っている部分が止める場所となっており、その少し下にボタンを留めるための紐のようなものがついております。
ポケットは通常より少し大きめになっており、オーバーサイズということもありバランスを取るため少し大きめになっています。これならスマホを入れることも可能なのですが、胸ポケットに物を入れると膨らんで目立つので、なるべく入れないでバックを持つことをオススメします。
そしてシャツの裾の横の部分に前身頃と後身頃が裂けないよう補強する布(ガジェット)があります。(三角形のもの)
これにより耐久性が上がり長く使用することができます。また主張が少ない同色で「+J」と書いてあるのが目立たないのですがワンポイントとなります。
シルエットは、名称通りでオーバーサイズとなっております。最近は通販で洋服を買う人が多くなり、返品交換無料というのも主流となっています。しかし、いくら返品交換無料でも梱包や返送等の手間がかかるので、ピッタリなサイズ感のものより少し余裕がある方が手間もなくて良いという声を多く聞きます。
トレンドとしてタイトなものからリラックス・オーバーサイズのものに代わってきているというのもあるのですが、このように購入スタイルの変化がサイズにもたらす影響は少なからずあると思っています。
比翼になるとボタンが見えないためシンプルな印象になり、スーツでも着用するシャツということでドレス度が高くなります。そこでスーツにはないオーバーサイズというシルエットと装飾性が加わることで、バランスが取れたアイテムとなります。
ですので、上にコートを羽織ってもサマになりますし、デニムパンツを合わせてもサマになるという使い勝手が良いものとなるので、重宝できます。
ただし、シワが付きやすいので注意が必要です。
スーツを着た時にシャツがシワだらけだらしない印象がありませんか?シワというのはカジュアルな印象を与えます。
街着の場合はシャツというドレスなアイテムにシワをつけてカジュアルな印象を追加することはありますが、白シャツはだらしないという印象を与えてしまう可能性があります。 今回のようにオーバーサイズだとアイロンしないとダメというほどではないのですが、アイロンをした方がキッチリとした印象を与えることができます。
後程出てくるアイテムのように、濃い色だとシワがあまり目立たないというのもあるので、シワがどうしても気になるけどアイロンがけは苦手という方は、白ではなく黒などの濃い色を選ぶことをオススメします。
スーピマコットン オーバーサイズシャツ (長袖)スタンドカラー・無地
先ほどのもので今回のアイテムの特徴をほとんどお伝えしたので、ここからは特徴的な部分だけ解説していきます。
こちらはスタンドカラーとなっております。
レギュラーカラーと比べると、まったく違うのが分かりますが、こちらは襟が省略されている分カジュアルな印象になります。レギュラーカラーの方がスーツで着用できるのですが、一歩間違えると仕事用のシャツを普段着にも使用していると思われる可能性もあります。
スタンドカラーはTシャツに近い形のシャツとなり、日常着としても使いやすい形となります。レギュラーカラーを持っているという方は、ぜひ1枚は持っておいて欲しいアイテムとなります。
ここで一つポイントなのですが、スタンドカラーは第一ボタンを開けた時に、手で外側に広がるように握ってみてください。そうするとレギュラーカラーの第一ボタンを開けた時のように、外に広がってより着こなしやすくなります。
また先ほどもお伝えした通り、色が濃いとシワが目立ちにくくなります。
先ほどと同じように下の方に横に切り替えのデザインが入っているのですが、写真だとそれすらも伝わりづらいかもしれません。そのぐらい濃い色はシワが分かりにくくなるのです。
黒色のシャツだとホストみたいになるのではと心配する方もいるかもしれません。しかし今回のアイテムのように襟がスタンドカラー、シルエットはオーバーサイズになっており、お腹のあたりに横の切り替えがあるデザインとなっていて、ホストのような印象は皆無となるアイテムも存在します。
黒シャツはシワも気になりませんし、そこまで街中でも着ている人を見かけないので差別化アイテムとなるのでオススメです。
アイテム名にも入っているスーピマコットンとは、高級コットンの一つです。光沢感とソフトな風合いを合わせ持つ素材で、今回のシャツも化学繊維では出せないツヤ感と風合いを出してくれています。後程出てくるデザインが入っているものも、このような特徴があるからこそ着こなしやすいアイテムとなっています。
スーピマコットン オーバーサイズシャツ (長袖・雲)スタンドカラー
細いストライプ、胸元に雲のデザインが入ったスタンドカラーのオーバーサイズシャツとなります。
細いストライプというのはドレス度が高くなるアイテムと言われています。スーツ用のシャツで細いストライプが使用されているのを持っている方も少なくないと思います。細いストライプは太いストライプよりも大人っぽくなり、無地よりも装飾性が増すけど大人っぽいアイテムとなります。
ですのでストライプ柄のものを購入する場合は、Tシャツでもシャツでも細いものを選ぶと着こなしやすくなります。もちろん太いものがダメというわけではありませんが、使いやすさで選ぶなら細いものをオススメします。
また胸の部分に雲のデザインがあるのが特徴的です。
シャツはカッチリとした印象のアイテムなので、雲というデザインが入ることでカッチリした印象をやわらげてくれて、日常着として着用しやすくなりますし、小さなワンポイントとなりコーディネートのアクセントになります。
またポケットの内側を見ると分かりますが、このシャツは最初に雲を縫ってからポケットを付けています。
洋服は今でも全部自動で作ることはできず、必ず人の手で製作される部分があります。雲を縫ってからポケットを縫うということでより手間がかかっていますが、それがこのアイテムの完成度を上げています。
またシャツの裾の横の部分に前身頃と後身頃が裂けないよう補強する布(ガジェット)が左右で違う色となっています。
雲だけでなく、サイドに白の部分が入ることでアクセントになり、羽織るだけでサマになるアイテムとなっています。
スーピマコットン オーバーサイズシャツ (長袖・ストライプ) レギュラーカラー
レギュラーカラーでストライプの切り替えが特徴なアイテムとなっております。ストライプは先ほどと同じで細めですが、腕やポケット、下の部分でストライプの大きさを切り替えており、これ一枚で着用することでコーディネートのアクセントになります。
今までのアイテムからすると結構装飾性が高いアイテムとなりますが、レギュラーカラーで比翼になっていてツヤ感があることでバランスが取れていて、脱地味を目指している方にオススメできるアイテムとなります。
また着用してみると、オーバーサイズのため動きやすく、肩を回してもストレスありませんでした。着丈も少し長く、リラックスした印象を与えることができるので、今のトレンドに合ったアイテムとなります。
日常着でも使えるシャツは1枚持っておくと便利
男性ならシャツは触れる機会が多いアイテムとなりますが、ぜひ日常着用のシャツを1枚持っておくことをオススメいたします。
トレンドでもあるオーバーサイズ・装飾性というものを意識していただくと今購入しても長く使用できるアイテムとなりますので、ぜひチェックしてみてください。
また、他にもユニクロ+J2020秋冬で買うべきおすすめアイテムが知りたい方は「【+J最速レビュー】ユニクロ+Jで買うべきアイテムはこれ!マストバイアイテム5選紹介!」もぜひ参考にしてください。
ユニクロ+J2021春夏でおすすめのアイテムが気になる方は、こちらもぜひ参考にしてください。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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