今回は大好評企画である、メンズでも着られるユニクロのおすすめレディースアイテムについて紹介します。
メンズがレディスアイテムを着てもいいの? て思う人がいるかもしれませんが、実は全然問題ないんです。
今回はおすすめアイテムだけではなく、メンズがレディスアイテムを着る際の注意点やメリット、着こなし方まで徹底的に紹介するので、これまでメンズアイテムしか見てこなかったという人もぜひチェックしてみてください。
ところでメンズアイテムって、レディスの商品と比べると価格が高いと思ったことはありませんか?
商品数もレディスの方が圧倒的に多いですし、実際に同じ価格帯で同じような商品を見比べたら、レディスの方がクオリティは高いです。あと小柄な男性の場合、メンズのサイズがないという人もいると思います。
なので、そんな小柄な男性だったり「コスパ良くオシャレを楽しみたい」そう思ってる人におすすめの記事です。
とはいえ、メンズがレディースアイテムを着ることについて抵抗を思える方が多いでしょう。
でも、実は少しのポイントを押さえるだけでレディースを着てもまったく問題ないどころか、格安で良品を手に入れることが出来るので、是非この記事でレディースアイテムの選び方とその使い方を覚えてみてください。
また、オールシーズンおすすめできるユニクロのマストバイアイテムが知りたい方は「ユニクロのメンズおすすめアイテム!マストバイの買うべき人気商品を一挙紹介!」をご覧ください。
男がレディースアイテムを着る3つのメリット
1.圧倒的に値段が安い
まず品質の割に値段が安いものが多いです。
レディースファッションはメンズファッションと比べると倍以上の市場規模があり商品点数も多いです。洋服に限らずですが数を作れば作るほど製造単価が安くなるので販売価格も安くすることが可能なのです。
よってクオリティの高いものをより安く提供できます。ユニクロやGUなどのファストファッションが良い例ですね。
2.トレンドを反映している
ファッションにおいてトレンドはとても重要です。トレンドなんて関係ないと思っている人も実は知らない間にトレンドの影響を受けているもの。
例えばユニクロだってミリ単位でシルエットを改良していて年々トレンドを反映させています。 そしてトレンドはメンズブランドよりレディースブランドの方が敏感です。
これはパリコレなどアパレル界トップの動きからも読み取れます。過去のトレンドの流れを思い返して見ても明確。
ワイドパンツのトレンドもレディースからメンズへと流れてきましたよね。
メンズファッションはレディースより服のバリエーションが少なく、良い意味でも悪い意味でも保守的。
3.意外とサイズは問題ない
サイズが合うかどうかが多くの人が心配する点でしょう。確かに男女では体の作りが違っているので、洋服の作りも自ずと変わっています。無理してレディースを着てパツパツだとファッション以前の問題です。
しかし、近年のファッションの傾向の1つとしてジェンダーレスが挙げられます。レディースがメンズを着る、その逆もまた然りで男女服上でのシルエットやデザインなどの性差が少なくなってきています。ビッグサイズの流行もその助長ですね。
その点で、小柄な男性はもちろんスポーツ体型の男性でも無理なく着ることのできるレディースは意外と沢山あるのです。
男がレディースアイテムを選ぶときに注意すべき6つのポイント
1.柄や配色
メンズとレディースにおいてイメージはどうしようもない問題です。
如何にレディースっぽく思わせないかがアイテム選びには重要になります。
戦隊モノでも女性キャラの衣装には、ピンクやハート、お花など女性を強調するイメージがふんだんに使われています。
アイテムや使い方にもよりますが、大ぶりの花柄、明るめや華やかすぎる色合いなど一目でレディースアイテムとイメージしてしまうものには注意です!困ったらモノトーンやダークトーンを選ぶと失敗しにくいのでおすすめです。
2.レディース特有のディテール
レースやフリルは前衛的な一部モードブランドを除き、メンズではまず見られないディテールの一つです。オフショルダーなども大変なことになるので避けましょう。
3.ウエストのくびれ
レディースは女性特有の体型を綺麗に魅せるためウエストが絞られているアイテムもよく見られます。ジャケットやロングコートが分かりやすい例です。
ハンガーにかかっている状態では中々判別しづらいので、試着して確認するのがおすすめです。絞っているものは違和感を覚えるかと思います。
4.ヒップの大きさ
ウエストに合わせヒップも大きめに作ることが多いです。穿くと余計な布がたまってバランスが悪く見えてしまいます。
これも試着必須です。自分の中の違和感を大切にしましょう。
5.袖の広がり
袖が大きく盛り上がっているものやギャザーの入っているもの、広がっているものが多く見られます。これは袖と腕の対比効果により女性の腕を細く見せるためのテクニックの一つです。
身幅はタイト~普通なものが多く、レディース感が強く出るので注意しましょう。男性だと腕をたくましく見せるために袖は短く細身のものがオススメです。
6.ボタンの位置
メンズとはシャツやコートのボタン位置が逆です。
止めてしまえばかなりわかりづらくなるので、正直そこまで気にする問題ではないです。嫌な方はボタンが小さいものやボタンが2列になっているダブルブレストのものを選びましょう。
メンズも着れる!ユニクロ2020年のおすすめレディースアイテム
リラックストレンチコート¥7,990
クラシカルな見た目が今の気分を反映したようなトレンチコート。ビッグサイズシルエット、ダブルブレストで装飾性もありトレンドライクなアイテムです。
このリラックストレンチコートは、表地が67% ポリエステル,33% 複合繊維(ポリエステル)、裏地が100% ポリエステルの化繊素材。
化繊特有のテカリはほとんど感じられず、ドレープ感のある滑らかな風合いです。しっとりとした触り心地で高級感があります。
通常のオーセンティックなトレンチコートはハリのあるコットン地のものが多く、良くも悪くもかっちりとした見た目になりどうしてもビジネスライクに見えやすいです。
その点こちらは落ち感のある滑らかな素材でカッチリとした雰囲気を崩し、ビッグサイズでビジネス感を払拭しています。非常に着用しやすく、羽織るだけでサマになりやすいコートと言えるでしょう。
カラー展開は今回購入したベージュの他にナチュラル、ブラックの3色展開。オススメとしてはベージュかブラックです。ナチュラルも白に近い色で綺麗だったのですが、着用するとレディース感が強く、メンズが着用するとやや違和感が出てしまいます。ただ個人的には好きな色味でした。
デザインはダブルブレスト、ラグランスリーブ、バックヨークなどトレンチコートのディテールを踏襲しています。
ダブルブレストとはボタンが2列になっているディテールのことです。
トレンチコートやPコートに多く採用されていて、最近では一気にトレンドになり、高価格帯ではトレンチなどに限らずあらゆるコートで採用されていています。
ラグランスリーブは襟元から袖が付き、肩の付け根のラインがないデザインで、肩幅を気にすることなく着用できたり、肩の可動域の確保にも適していて見た目にもリラックス感があります。
バックヨークは雨除けで、雨が早く滑り落ちるように設計されています。このバックヨークが小さいとかっちりとした印象、広めに取られているとゆったりとした印象になります。こちらはかなり広めに作られていて、全体のビッグサイズ感と相まり見た目のリラックス感を増長させています。
その他のディテールとして、肩についているエポーレットと呼ばれる肩章や、ライフルを発砲した際の衝撃を吸収するために取り付けられていたガンフラップなど、重厚感がありメンズライクなディテールは排して、ユニセックスな印象になっています。
シルエットはレディースらしからぬ大きさでゆったりとしたシルエット。着用するとふわりと広がり綺麗なAラインです。
ビッグサイズであっても落ち感のある素材で、ビッグサイズが変に強調されず着られている感はありません。
メンズでも身幅は問題ありませんが、袖丈がやや短めなので購入する際は袖丈を目安にして選ぶのがオススメです。撥水機能があり少しの雨や汚れがつきにくいです。またシワになりにくく、軽量なので取り回し易いのもポイント。
手で持っても重くなく負担にならないので、春先の体温調節にもバッチリ活躍してくれそうです。春コートにチャレンジしたいけど、着用期間が短いので迷ってるなんて人にかなりオススメ。手頃で薄手のトレンチコートを手に入れましょう。
着用したらこんな感じ。
トレンチコートを主体に、インナーのシャツはユニクロレディースのロングシャツを着用しています。
着丈が長いアウターの際はインナーも着丈を長くすると着丈さがなくなりバランスが取れます。パンツはワイドパンツで上下ゆるゆるのシルエットにして、シルエットでカジュアルダウンしました。
シューズは主張の少ないスタンスミスを合わせています。リュックを背負ってフレンチライクなヨーロッパっぽいコーディネートに仕上げてみました。
パデットモッズコート
ミリタリーの代表的なアウターモッズコート。レディースらしからぬオーバーサイズでメンズでも着用可能です。素材は本体が100% ナイロン、ライナーは100%ポリエステルです。
ミリタリーはかっこいいものの、その男臭いイメージから似合う人が限られたり、街中で着用するのはやや抵抗がある方も多いかと思います。
こちらのモッズコートは、ツヤのあるナイロン素材で都会的な印象。ミリタリーの持つ無骨さを中和してくれて街着として着用しやすくなっています。
さらっとした肌触りの春らしい薄めの生地感で見た目ほど重くなく気楽に着用できます。また商品名の通り中綿を入りのライナー付き。真冬と真夏以外のロングシーズン対応できるでしょう。
デザインは源流のモッズコートをしっかりと踏襲しています。
まずはフィッシュテール。フィッシュテールとは裾の中央が割れ魚の尻尾のようになっている特徴的なデザインです。腰にドローコードも付き、絞ることでシルエットの変化を楽しめます。 フードもありますが、かなり小さめ。ここが唯一の欠点かもしれません。
薄手の生地感と小ぶりな大きさで自立性はありません。ジップとボタンを一番上まで締めるとフードもしっかりと立ち上げるので着用する際はフロントを開けて着用するよりも締めるのがオススメです。 三角形のフラップポケットもモッズコートの特徴的なディテールです。
これは雨や汚れが入りにくくする為の蓋で、機能的にはジャケットと同じです。ドローコードや裏地も単色になっていてデザインが盛り沢山ですが、ガチャガチャせずに落ち着いた大人っぽい見た目になっています。
ビッグサイズですがアームもそこまで太くなく、生地も揺れ広がり綺麗なシルエットになっています。
ただトレンチコートも同様ですが袖丈が短いので、そこだけ注意です。腰のドローコードも絞ると途端にレディースライクなシルエットになるので気を付けましょう。
ミリタリーアイテムが欲しいけど着こなしが難しいと言う人にオススメです。コーディネートモッズコートを着こなす際はYラインシルエットを意識するのがオススメ。
Yラインとはコーディネートの基本のシルエットのこと。スタイルを良く見せる基本のシルエットにI、Y、Aラインという3つのシルエットがあります。Iは上半身と下半身を細身に、Yは上半身が大きく下半身が細身に、Aは上半身が細身で下半身を大きいシルエットです。このどれかに当てはめれば簡単にスタイルを良く見せれるシルエットが完成します。
モッズコートはボリュームがあるアウターなのでYラインシルエットが適しています。今回は黒スキニーとシンプルなスタンスミスですっきりとした下半身を作りました。
またストライプシャツをインナーにして地味さを払拭しています。
ドライソフトスウェットチュニック
スウェットながらハリとふくらみのある素材のスウェットです。ポンチ素材やダンボールニットに似た感じですね。通常のスウェットにはない高級感があり、ツルッとした触り心地で着心地も滑らか。ストレッチ性もあり快適な着用感です。
チュニックなのでやや着丈が長めになっていますが、メンズが着用する分には許容範囲。
ビッグサイズでもアームはテーパードが効き、ネックが詰まり気味なのでぶかぶか感はありません。
なんといってもシワが出ない生地でだらしなくみえないのがメリットで、ハリもあり体型が出ないのも魅力。太っていても痩せていても身体のラインが出ないので体型が綺麗に見えます。
ラフなアイテムを素材で綺麗目に寄せたバランスに取れたアイテムです。カットソーやスウェットよりも遥かに大人っぽく見えるので初心者にもオススメ。
コーディネート春らしく明るめのアイテムを中心にコーディネート。スウェットのインナーにシャツを入れてニットライクに着用しました。
インナーは同じくユニクロレディースのストライプシャツ。 上半身がゆったりしているので、下半身はテーパードスラックスとスタンスミスで足元にすっきり感をプラス。
淡い明るめのアイテムだけだとぼやけてしまうので、レザートートで全体を締めています。
エクストラファインコットンオーバーサイズロングシャツ(ストライプ・長袖)1990円
商品名のエクストラファインコットンとはいわゆる超長綿のことです。超長綿とはなめらかで光沢がある高級コットン生地のこと。
そんな贅沢な生地を使いつつオーバーサイズシルエットで作ったのがこの商品です。
メンズにもエクストラファインコットンを使用したストライプのシャツがあるのでそれと比べながら紹介したいと思います。
素材は同じでとても綺麗な艶が出ています。
ストライプの幅はメンズと比べるとほんの気持ち細め。デザインで大きく異なるのは襟の部分。メンズはボタンダウンですがレディースはレギュラーカラーになっています。
ボタンダウンとは襟先を小さいボタンで留められるようにしてある襟で、レギュラーカラーには写真のように留める部分はありません。ポケットの形にやや違いはありますが、ほぼ見えないレベルなので気にする必要はありません。
やはり大きく違うのは何よりもシルエットです。メンズの標準的なシルエットのシャツに比べてレディースのシャツはかなり大きいです。男性が着用してもしっかりオーバーサイズになるぐらいのサイズ感。
着用したらこんな感じ。
170cm56キロの僕でXLサイズを着用しています。
ユニクロの名作ダウンであるハイブリッドダウンパーカとワイドパンツで合わせました。小物はスニーカー、バケットハット、ミニバッグを白で統一。
1枚で着ても良しですし、このようにインナーとして利用するのもありです。
スウェットオーバーサイズプルパーカ(長袖)2990円
ユニクロお得意のスウェットパーカ。スウェット素材にオーバーサイズのシルエット、太めのドローコードにカンガルーポケットとカジュアルなディティール目白押しです。
ヴィンテージライクな素材感がかなり良くてユニクロらしからぬ説得力がある1着。
メンズのスウェットプルパーカと比較すると違いが分かりやすいのでこの商品は比べながら紹介したいと思います。
まずはデザイン。最も分かりやすく大きな違いはポケット。メンズのパーカはサイドに目立たないスリットポケットを付けていますがレディースのパーカはカンガルーポケットです。ドローコードもレディースのパーカはかなり太めのものを選んでいます。
メンズのパーカはよりシンプルなものを作ろうとしているアプローチですが、レディースはバランスを崩さない程度に主張のあるデザインを取り入れているのが分かります。
次に素材について。レディースのパーカの方が明らかに硬くハリがあります。素材が硬いと体の凹凸が出にくいので女性で言うところの着痩せアイテムにあたりますね。
メンズのプルパーカも良い素材ですが、レディースと比べると風合いも若干劣ります。
そしてシルエット。レディースのパーカは素材が硬いためフードの立ち具合もメンズより更に良く、顔とフードの対比効果で小顔に見えます。オーバーサイズのシルエットですが、アームのテーパードがかなりキツイのでだるだる見えず着せられているようには見えない作りです。
※テーパードとは先端にいくに連れて細くなるシルエット
着用したらこんな感じ。
170cm56キロの僕でサイズを着用しています。
インナーにストライプシャツ、パンツはワイド、スニーカーはオフホワイトのものをチョイスしました。
オーバーサイズのパーカのコーディネートなので、シャツをインナーにして引き締めつつ、無地一辺倒に装飾性を加えたかったのでストライプを選びました。
柄が苦手な方はこのように見える面積を調節してあげると取り入れやすいのでオススメです。あとはコーディネートの色数が増えすぎないようにパンツとシャツの色を合わせたり、パーカとスニーカーの色を合わせています。
デザイン、シルエット、素材全てにおいて文句なしの傑作パーカです。
メンズがユニクロのレディースアイテムを着こなすコツ
ユニクロ×JWアンダーソンのロングコートの場合
商品紹介
1つめは「ユニクロ×JWアンダーソン」コラボのロングコート。
これはいわゆるステンカラーコートです。ステンカラーコートとは、シャツ襟のように襟が折り返した形のデザインになっているコートのこと。
ステンカラーコートにもメリットとデメリットがあります。
メリットは顔周りに襟が来るため小顔に見えやすく、さっと羽織るだけでサマになりやすい点です。
小顔に見える理由は既述の通り、襟が顔周りに来るため、襟と顔の対比効果によって顔が小さく見えのです。
逆にデメリットは、仕事着に見えやすい点。
そのため、メンズが着用する際はビジネス用に見えないようなステンカラーコートを選んだり、ビジネス用に見せない着こなしにしたり、といった工夫が必要になります。
さて、あらためてこのロングコートについてです。
このコートは耐久撥水加工があり、ちょっと違和感のある光沢のある素材感になっているので、仕事着には全然見えません。
おまけにこちらのコート、袖を折り返すと、他の色、例えばベースカラーがブラックの場合はネイビーが見えるような仕様になっているので、全くビジネス感がありません。
そしてシンプルなコートですが、大きめのポケットが付いています。こういったディテールによって装飾性が足されているのもポイントです。
こういった理由により、ビジネス用には全く見えないステンカラーコートなのです。
170 cm 55kgの僕で L サイズを着用しています。
このコート、素材感としてはナイロンのツヤ感とシワ感があり、シルエットは見ての通りオーバーサイズ。
男性が着用すると、袖が短い場合があるので、その点に注意して選んでみてください。ただしこのコート、敢えて袖をまくることで袖の裏地を見せるコーディネートもできるので、ぜひご参考にしてみてください。
このコートはウエストが絞られておらず、サイズも大判サイズ、そして女性らしすぎるディテールもありませんし、色味も普通のブラックなのでメンズが着用しても全然問題ありません。
デザインもシルエットも素材も特に文句がない。
しかも雨が降っても大丈夫、という点でもおすすめです。
余談ですが、 このコートに限らず、トレンチコートとかにあるベルトをどうすればいいですかについて、ここで解説しておきます。
このベルトがポケットに入るものであれば、ポケットに入れちゃって良いです。
ただ、今回のコートだとポケットに入らないので、そのまま垂らしたままでもいいですし、ベルトが気になるって人はベルトを取っちゃっても全然問題ありません。
ただ、今トレンド的に色んなディテールを垂らすのがトレンドになっているので、個人的には垂らして着るのもおすすめです。
こういったディテールの垂らし方がトレンドになっている理由は、だんだんとシンプルがいいとされていた時代から、装飾性、つまり派手なのが良いという時代に移り変わってきていているためです。
その際にどんなトレンドが発生するか。メンズの場合、数年前にベルトを長く垂らすロングベルトが流行りましたね。
レディスの場合、例えばZARAなどで、ひもを縛るとちょっと形が変わって、そのひもが垂れるデザインになっているバッグが爆発的に売れています。
また、ハイブランドを見ても、ロエベがストールの糸を垂らしていたり、ダブレットが文字の刺繍の糸を垂らしていたり、ラコステがワニのマークの部分を垂らしていたり。今そういったデザインが多くなっているので、ベルトを垂らして着用するのもおすすめなのです。
JW アンダーソンとは、自分の名前を冠した「J.W.Anderson」 というブランドや、ロエベのクリエイティブディレクターを務めている方で、いわゆるハイブランド中のハイブランドをやっている方です。そういった一流デザイナーとユニクロの生産背景を使って、一流のデザインをかなり格安で提供する、という試みのコラボラインになります。
他にはルメールという方と一緒にやっているユニクロUだったり、過去にはジルサンダーとのコラボの「+J」コラボコレクションがあったりもしました。
着こなし
では、ここまで紹介してきたアイテムを使った着こなし方法を解説します。
1つ目はロングコートを使ったコーディネート。
パンツは細身のパンツのものを合わせてきれいなYラインシルエットを作っています。Yラインシルエットとは、このように上半身をアウターなどでボリュームのあるものにして、下半身のボリュームが小さいものにして、きれいな「Y」の字を作る着こなしです。
きれいな Y ラインシルエットを作るとスタイルがよく見えるので是非試してみてください。
ちなみにリュックを背負ってさらに上半身にボリュームを出すのもオススメ。
袖をまくって着用する場合、こちらのネイビーの裏地を見せて着用する場合は、同色のものをインナーに入れてあげると違和感なく着用することができます。
そして袖をまくらない場合は先ほどのコーディネートにもより簡単になるのですが、同じくきれいな Y ラインシルエットを作って、上半身のボリュームを持たせて下半身のボリュームを小さくして、リュックを背負ってインナーを白にして、春らしく明るい色を取り入れましょう。
インナーやリュック、靴などで白を取り入れてあげると、黒のコートを羽織ったとしても、春でも重くならないので、ぜひ試してみてください。
ドレープリラックスアンクルテーパードパンツの場合
商品紹介
次はこちらの「ドレープリラックスアンクルテーパードパンツ」を紹介します。
このパンツはタック入りで、タックが入っていてゆるめのテーパードパンツになります。テーパードとは、裾に向かってだんだんと細くなっているシルエットです。徐々に細くなっていって、裾の部分が一番細い。そういうシルエットのことをテーパードシルエットと言います。
何故テーパードシルエットがいいのか。それは、ふともも部分はゆるくても、先端である足首の部分が細いことによって、ゆるいのにすっきりと見せることができるからです。
人の視線は「三首」と言われる、首と手首と足首集中するものです。このパンツのように、視線が集中する足首の部分がしっかりと細いと、ふともも周りが太かったとしても、全体の印象が細く見えるのです。
また、ふとももの部分が結構ゆるくて足の形が出ないので、足が太かったり細かったりと、足の形にコンプレックスがある人でも、全く関係ありません。
そしてこのパンツ、センタープリーツが入っています。これがあることでスラックス風に見えますし、縦のラインが強調されることで、裾幅の実寸以上に細く見せることができます。
そんなわけで、ゆるめのパンツなのでシルエットはカジュアルですが、色は黒で大人っぽいですし、デザインもセンタープリーツが入っていることでちょっと大人っぽく、ちょっとドレスライクに見せることができる、使いやすいパンツなのです。
おまけに、アンクル丈になっているので靴の上にクッションがたまりません。
パンツの裾が靴の上に乗っかってしまうと、先に説明した通り、その足首も目立つので、パンツ自体がかなりゆるく見えてしまうのです。
しかしこのパンツのようにアンクル丈になっていると、靴とパンツの裾が当たらないので、すっきりと細く見せることができます。
そして素材について。落ち感のあるしなやかな素材になっていて、着画を見てもらえるとわかると思うんですけど、強烈な落ち感があり、素材もツヤ感があって非常に良い素材になっています。ストレッチ性も若干あるので、履き心地もいいです。
注意点としては、ウエストにゴムがついているため、履きやすかったり脱ぎやすかったりはするのですが、ひもはついていないので、ベルトがないと調節自体はできなません。
ウエストは大きめの作りになっていて、僕は55 kg なんですが、僕で S サイズでちょっときついけど全然履ける、ぐらいのサイズ感になります。
そして今回こちら XL サイズを購入していて、こちらのパンツは S サイズを購入しています。こちらのパンツは、まだワイドテーパードパンツ履いたことがないという人であれば、ジャストサイズで履くのがおすすめです。ジャストサイズで履くとアンクル丈のきれいなテーパードシルエットになります。
そしてゆるいシルエットに慣れている人、「もうワイドテーパードパンツは持っている」「もうちょっとレベルの高い所に行きたい」、そんな人にはオーバーサイズにしてガッツリ太いワイドパンツとして使うのもおすすめです。
着こなし
続きまして「ドレープリラックスアンクルテーパードパンツ」を使ったコーディネート。
ジャストサイズを使った場合の着こなしです。
トップスはユニクロエアリズムクルーネックオーバーサイズ T シャツを着用しています。
コーディネートのポイントは、オーバーサイズの T シャツを着ることで腰回りを隠していて、タマゴ型のシルエットにしていることにあります。
このパンツを着用した時にタイトな Tシャツを着てしまうと、この腰回りがはっきりと出てしまうので、そうなると途中でぽこっと出てしまって、変なシルエットになります。そのためそうならないようにタマゴ状のシルエットにするために、オーバーサイズの Tシャツで合わせました。
そして靴は白のシューズにして、パンツと靴の色の差をなくして、パンツと靴の境界線をなくし、足を長く見せるようなテクニックを使っています。
もう1つ注意点として、明るいパンツを使うと、コーディネートが難しくなってしまいます。その理由は、明るい色は基本的にコーディネートの上の部分に持ってきて、暗い色をコーディネートの下の部分、下半身に持ってきた方がコーディネートってまとまりやすいものです。
しかしこのコーディネートはそれが逆になってしまっているので、パンツに視線、下半身に視線を集中させないために、白のリュックを背負って、視線を分散させています。
こうすることで明るい色のパンツを着用したとしても、自然に見せることができるので、ぜひ試してみてください。
エアリズムシームレスUVカットロングカーディガンの場合
商品紹介
次にこちら「エアリズムシームレス UV カットロングカーディガン」を紹介します。
ロングカーディガンは、メンズアイテムでは比較的珍しいのですが、カーディガン自体はメンズでもよくありますよね。そのカーディガンの着丈が長くなったというアイテムなのでメンズでも全然問題ありません。
こちらのカーディガン、ボタンもシーム(縫い目)もありません。非常にシンプルでミニマルなデザインになっています。
実際に縫い目が全くないわけじゃないのですが、着用した際には縫い目が見えない作りになっています。
あと、袖にリブがなく、その点においてもかなりシンプルな作りになっています。
こちらのカーディガン、サイドスリットが深めに入っているのも魅力の1つです。
これによって着用した時のシルエットに広がりが出ますし、歩いている時などに動きが出るのも魅力です。
あとはパンツのポケットに手が入れやすいのもうれしいポイント。
素材はエアリズムなので、きれいなツヤがあって機能性も抜群です。おまけに UV カット機能もついている、優れたカーディガンです。
見ての通りレディスライクなディテールも一切ありませんし、色も黒一色でウエストが絞られていたりもしませんし、袖の裾の広がっていないですし、カーディガン自体もメンズでもよくあるアイテムなので、メンズが着ても何の問題もない、そんなレディスアイテムです。
「これレディスなんだよ」って言わなければ絶対にわからないので、安心して着用してみてください。春のアウターや秋のアウターが高くてなかなか手が出せない、そんな人にかなりオススメなアイテムです。
着こなし
こちらのコーディネートは先ほどのパンツの黒、オーバーサイズの黒ですね、 XL サイズを着用したこの二つで合わせています。
上も下もオーバーサイズのものを着用しているので、上下ゆるゆるのコーディネートになるのですが、そういった上下ゆるゆるのコーディネートを作るときのポイントとして、まず1つ目は素材感に気をつけることです。
上下ゆるいってことはシルエットがとてもカジュアルということになるので、素材でドレスライクさ、大人っぽさを出してあげるとコーディネートのバランスが整いやすくなります。
望ましい素材感とは、ツヤっぽい素材、光沢のある素材を使ってあげること。そうするとスーツっぽくツヤがあるので大人っぽく見せることができます。
そして2つ目のポイントは、スタイルがよく見えるような工夫をすることです。
何も考えずに着用してしまうと、オーバーサイズに着せられているようなスタイルになってしまいます。
上下をゆるくしてしまうと、コーディネートのスタイルをよく見せるシルエットである、「 Aラインシルエット」「Iラインシルエット」「Yラインシルエット」という3つのシルエットのどれも使えなくなってしまいます。
何かしらの方法でスタイル良く見せる、そういった工夫が必要になります。
今回のインナーにシャツを入れました。シャツは顔回りに襟が来るものなので、顔がちょっと小さく見えます。
これだけであってもスタイルが良く見えるものなので、是非試してみてください。
このように、今回のコーディネートは上も下もレディスアイテムを使っているんですけど、どうでしょうか。全くレディスには見えないと思います。
二つともレディスアイテムを使っているのにレディスに見えないということは、メンズが着用しても全然問題ない、ということになると思います。
レディースアイテムに抵抗があるなら無理する必要はない
そんなこと言ったってレディースを着るには抵抗があるという人も多いでしょう。もちろん抵抗があるなら無理に着る必要なんてありません。
この記事では「メンズがレディースアイテムを着ることは問題ないんだよ」ということが伝えたいだけです。
現在のトレンドを省みても至って普通のことですし、古着の世界ではメンズとレディースの区別なんてないところも多いぐらいです。
メンズの古着屋でも特になんの注釈もなくレディースのシャツは販売されています。逆もまたしかりでメンズアイテムをレディースブランドが販売することは日常茶飯事。
男でも着れるレディースアイテムを選ぶならユニクロ!
レディースアイテムを選ぶオススメブランドはユニクロ、GUです。何よりもサイズ展開が豊富なのが良いところ。特にユニクロだとサイズ展開が豊富なのでユニクロで探すのがイチオシです。
ZARAも良いですが、ZARAは試着室が共有ではなくフロアも分けられていることが多いため買い物がちょっと大変。 メンズと同じクオリティの商品であってもメンズより1000円、2000円安く販売されているのがレディースの世界です。
ファストファッションの世界において1000円安いのはとても大きなこと。 メンズがレディースの服を着ることは全く問題ないんです。
人の価値観もファッションも徐々に変化しているので以前のような偏見を持つ人も少なくなってきていますし、そもそもレディースを着ているかどうかなんて分かりません。
少しのポイントに気をつけて自信を持って自分の着たいファッションを楽しみましょう!
今回はここまで。
バイバイっ!!
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シャツ | Tシャツ | ニット |
フリース | ジャケット | ダウンジャケット |
パーカ | ジーンズ | EZYアンクルパンツ |
ハーフパンツ | ヒートテック |
白シャツ | Yシャツ | リネンシャツ |
ドライクールネックセーター | エクストラファインメリノセーター | タートルネック |
エアリズムポロシャツフルオープン |
コンフォートジャケット | 感動ジャケット | デニムジャケット |
マウンテンパーカ | スウェットプルパーカ | ダウンパーカ |
コート | チェスターコート |
パンツ | スキニー | リラックスフィットアンクルパンツ |
リュック | ネクタイ | ステテコ |
エアリズムマスク |